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その他・講座 (T72・A)
  
■ T72(A)  「C調」-「近親調」間の転調。 「全終止(V7-I)」による転調

        @ 「部分(一時)・転調」の補完





   ■ 「まえがき」

     ・「終止形(V7-I)・転調」です。 


    @。「部分(一時)・転調」の補完

     ・「終止形(V7-I)・転調」における、C調から、「近親調」への「部分(一時)・転調」です。 また、

     ・「部分・転調」の「最終目標」としては、下記「備考1」程度を目標にしています。



































    ◆ 「備考1

     ・「部分・転調」の「最終目標」としては、下記程度を目標にしています。
       (小話集3 ■ C 「部分・転調」(中級))と同じ


   ■ C 「部分・転調」(中級)

     ・「中級」程度の激しい「部分・転調」をやってみたいと思います。

     ・ここでは、「部分・転調」を特訓するため、好き嫌いなく、どの調性にも転調できるようにやってみます。
     ちなみに、「近親調」のみです。(同主短調を含む)


    ◆ 課題・習作。 「部分・転調」の作曲を「実施」しなさい。 (下記の課題内容で)

       ・「2部・形式」 (Aメロ・8小節)。(Bメロ・8小節)    ・「C調」主調
       ・「Dm調」。「Em調」。「F調」。「G調」。「Am調」。「Cm調」。の調性に部分転調
       ・部分転調の調性の「順」。「区間」。「技法」。「復帰(復調)」、その他。「任意(自由)」

     例として、下記の順に「転調」しました。 「コード」は、解説用にシンプルな基本形です。


    ◆ まず、「Aメロ」部です。

    




    ◆ 「第3フレーズ(第5〜6小節)」で、「6小節め」を「不完全・終止」する場合の補足。

   


    ◆ 「Bメロ」部です。

  


    ◆ 「考察」

     ・今回は、「部分・転調」の習熟度を上げるため、できるだけ激しく「部分・転調」しました。
     「部分・転調」と一口にいいましても、なかなか大変なものです。 ここでは、「全終止・転調」と
     「ピボット・転調」。それと、「変位」による連結を使い、「部分・転調」を試みました。

     「ピボット・転調」した関係は、よろしいでしょうか。 「ピボット・コード」を、「共通の軸」として、「転調」を
     計ります。 この際、「カデンツ」を必ず、確認してください。 すなわち、「転調」するわけですから、
     「転調先」の「調性」になっていることを、しっかり意識しておきませんと、ここで、まず、大方の人はつまず
     きます。

     要するに、「部分・転調」したにもかかわらず、「転調元」の「調性」の意識のままでいるケースが多分に
     見受けられます。 たぶん、そういうミスが「部分・転調」のできない一番の理由だと思われます。

     そのことは、「全終止・転調」による場合でも、まったく同じことが言えます。 ですので、とにかく丁寧に
     「カデンツ」を確認し、「理論的」にやってみましょう。


    ◆ 次に、「全終止・転調」関係による「部分・転調」ですが、主に「不完全終止・転調」です。
     また、「全終止・転調」は、ご覧の通り、通常「フレーズ」の区切りを目安に行います。
     もちろん、今回の習作では、「4分音符」系の楽曲ですのでそうなのですが、もっと細かな「8分音符」系
     の楽曲にするのであれば、当然、「カデンツ」も細かくなりますので、「フレーズ」の途中でもありましょう。


    ◆ 「変位」による連結は、理解しにくいかもしれません。 これも、「変位」とは、「結果論」です。
     「部分・転調」の母体は、「カデンツ」であり、その「カデンツ」間をうまく繋ぐための一技法です。

     「変位」の「半音」による「コード連結」は、「連結力」が高く、いわば、「接着剤」のようなものです。
     「半音進行」の性質を、「コード」に応用したわけです。

     また、この辺は、「和声法」の学習をおすすめします。
     「和音(コード)」の連結をする場合は、「垂直軸」の視点だけでは、掴みにくく、「水平軸(横軸)」を
     つなぐ意識。 すなわち、「4声体」の流れを追うことにより、簡単に理解できます。

     ざっと、考察しました。 今回のような激しい「部分・転調」だけに限らず、実際に習作した場合、うまく
     いかないのは、記した通りですので、もう一度、「入門。初級」を丁寧に復習確認してください。

     「部分・転調」は、「部分・転調」のテクニック「だけ」で、できるものではありません。
     「入門。初級」で学習した内容を、「総動員」する。というのが「カギ」です。

     しかし、ここで、つまづく方の「問題点」を探ってみますと、「ここで新規に習った知識」だけでやろうとして
     しまい、「入門。初級」で習った学習ポイントを、「忘れて」しまっている。 「無頓着」でいるからです。

     ですので、とにかく、うまくできない方は、「カデンツ」と「フレーズ」の関係を思いだしてください。
     入門者に戻ったつもりで、「メロ」とは、「楽節」内では、どのような「フレーズ感」であったか、すなわち、
     「カデンツ」と照合をし復習してみてください。 そうしますと、自ずと答えは見えてきます。


    ◆ 「このページ」での説明は、「初級(応用)」〜「中級」者を対象にしていますので、「基礎的」な
     「説明。用語」は、煩雑。冗長になり、余計。蛇足ですので、「割愛」させていただきます。




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