「中級(応用)@」 Z
曲例

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講座

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内容
  第0回 Z-0 bk-700  編曲の総合的なポイント
  第B回 Z-B bk-700B  編曲の総合的なポイント B
         
  第1回 Z-1 bk-701  曲例。「赤い靴」
  第2回 Z-2 bk-702  曲例。「赤とんぼ」
  第3回 Z-3 bk-703  曲例。「水師営の会見」
  第4回 Z-4 bk-704  曲例。「菅公」
  第5回 Z-5 bk-705  曲例。「児島高徳」
  第6回 Z-6 bk-706  曲例。「橘中佐」
  第7回 Z-7 bk-707  曲例。「金魚の昼寝」
  第8回 Z-8 bk-708  曲例。「菊の花」
  第9回 Z-9 bk-709  曲例。「靴が鳴る」
  第10回 Z-10 bk-710  曲例。「田植」





Z-B
[編曲の総合的なポイント]









。 「コード」関係 

 「Z」のコード

短調「Z」のコードは、3種類あります。
「Am調」であれば、「G7」「G#dim7(導和音)」「G#m7♭5(導和音)」です。

一般的に、ポピュラー系では、「Z」「G7」が利用され、
「G#dim7(導和音)」「G#m7♭5(導和音)」は、まず、使われません。 なので、作曲・編曲時、

「G#dim7」「G#m7♭5」は、使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
しかし、クラシック系では、結構、「G#dim7」「G#m7♭5」も使われます。

また、「G7」「G#dim7」「G#m7♭5」は、関連性もあり、中級以上でしたら、「非・和声音」コード付けなどに使われるケースも多いので、しっかり覚えておきたいコードです。


「G7」「G#dim7」「G#m7♭5」は、見ての通り、「半音」違いの関係ですが、結構、響きは違います。 また、共通点としては、「減・音程」を含むコードなので、「あいまいな響き」を持っています。

この「あいまいな響き」こそ、多用される「長・和音」「短・和音」では対応できない場合に出番があります。

ということで、「G7」「G#dim7」「G#m7♭5」。 すなわち、
「ドミナント7(X7)」「dim7」「m7♭5」を、明確に区別して覚えておきましょう。

譜例では、「Am調」「Cm調」のコードです。
 


「Am調」「Cm調」のコード

■ ちなみに、「ドミナント7(X7)」は、セカドミ時に、「dim7」との「代理コード」としてよく使われますし、
「dim7」「m7♭5」は、相互に「代理コード」として頻繁に代理されます。

■ 参考までに、Am調のスケールにおいて、
「ソ#」は、第7音半音上げ「和声的・短音階」
「ファ#」は、第6音半音上げ「旋律的・短音階」ですね。

ということで、作曲・編曲する場合も、大変、混乱するところですので、しっかり区別して覚えておきましょう。





 ナポリのU

「変位・和音」(半音・上下へ変化したコード)
は、いろいろありますが、主なものをあげておきます。

■ まずは、「ナポリのU」です。 例えば、「Cm調(短調)」(左列)で説明しますと、
この「短調」において、ダイアトニック・コードU(2度)は、「Dm♭5」ですが、
この根音半音下げた「D♭」のことをいいます。

すなわち、「Dm♭5」「減和音」が、「D♭」「長和音」になったわけです。

使用例の、「S-D-T」では、このようになります。 主に、「D♭/F」一転です。
下例は、「Cm調」「Am調」の例です。
 






 ピカルディーのT

「ピカルディーのT」です。 例えば、「Cm調(短調)」(左列)で説明しますと、
この「短調」において、ダイアトニック・コードT(1度)は、「Cm」ですが、
この第3音半音上げた「C」のことをいいます。

すなわち、「Cm」「短和音」が、「C」「長和音」になったわけです。

使用例の、「D(S)-T」では、このようになります。 
下例は、「Cm調」「Am調」の例です。
 






 ドリアの「W(S)」

「ドリアのW」です。 例えば、「Cm調(短調)」(左列)で説明しますと、
この「短調」において、ダイアトニック・コードW(4度)は、「Fm(7)」ですが、
この第3音半音上げた「F(7)」のことをいいます。

すなわち、「Fm(7)」「短和音」が、「F(7)」「長和音」になったわけです。

使用例の、「S-D-T」では、このようになります。 
下例は、「Cm調」「Am調」の例です。
 


■ ちなみに、「長調」C:WであるFを、「短調」Cm:WであるFmを借用する、代理コード(準固有)がありますが、その逆パターンですね・・・




 フランス・イタリア・ドイツの6(増6) 「W(S)」

「フランス・イタリア・ドイツの6」です。

■ これはわかりづらいので、大まかな概念で説明します。 例えば、「Cm調(短調)」(左列)で説明しますと、
まず、「フランスの6」ですが、S-D-T」(全終止)Dm7♭5-G7-Cm」を起点にします。

それを、「Wドミナント」(セカドミ)にします。 そうすると、D7-G7-Cm」です。
この「D7」5音半音下げ、さらに、「2転」したD7♭5/A♭を指します。

D7♭5/A♭「ラ♭-ファ#」は、「増6(短7)」です。 また
D7♭5/A♭の「ラ♭。ド」は、「Fm(ファ。ラ♭。ド)」の2音を含みますので、「W(S)」の代理和音とします。
 


「イタリアの6」は、起点のDm7♭5を、「根音」省略したもの。
「ドイツの6」は、起点のDm7♭5を、「根音」省略し、さらに「短9」付加したものです。

「フランス・イタリア・ドイツの6」の違いは、それだけですので、難しく考えるとわけがわからなくなりますので、上記の違いをポイントしておけば十分です。




 「W(S)」の諸和音(増6)

「W(S)」の諸和音(増6)です。

■ これも少しわかりづらいので、大まかな概念で説明します。 
例えば、こちらは「C調(長調)」ですので注意しましょう。 

「Dm」。「Dm7」。「Bm7♭5」の場合です。
まず、「Dm」(左列)ですが、S-T」(変終止)Dm-C」を起点にします。

それを、「1転」します。 そうすると、Dm/F-C」です。
このDm/F「準固有和音(同主短調)」にすると、Dm♭5/Fです。

■ そして、「1転」Dm/F「レ」半音上げ「レ#」にしたのが、「増6」F+6(5欠)
■ また、「準固有和音(同主短調)」Dm♭5/F「レ」半音上げ「レ#」にしたのが、「増6」Fm+6(5欠)です。

ちなみに、こちらは、■ 「フランス・イタリア・ドイツの6」とは違い、
Dm♭5/FFm+6(5欠)の、「ファ-レ#」「増6(短7)」です。
 


■ 「Dm7」。「Bm7♭5」の場合は、中列右列で、同じ要領です。




 コード関係。「その他」

その他



「コード」の早見表。です。 便利ですのでご利用ください。 ^^
使い方ですが、「中央」付近のグループは、「C」をルートにした「コードの構成」を表示しています。なので

「C6」コードトーンは何か? というと、「右」付近のグループで、C列をみると、
「ド。ミ。ソ。ラ」であることがわかります。 「この構成」横軸にします。  では、

「A6」はどうなるでしょうか?
ルートはAですから、「A(ラ)」の列をみると、先の横軸との交点を調べると、
「ラ。ド#。ミ。ファ#」であることが分かります。

「コードブック」で調べた方が速いですが、手元にない場合もありますし、また、私はいろいろな「楽譜集」や「参考書」にプリントして貼ってあります。 そうすると、わからない「コード」を調べるのに重宝しますよ・・・ ^^
ということで、この早見表で、ほぼ主要なコードはわかりますので、ぜひ、お使いください。







。 「転調」関係 

 「転調」の関連ページ・一覧表

「転調」の学習は、この分野だけでも、何年も理解、習得にはかかるので大変ですが、「千里の道も一歩から」でがんばりましょう。 

習得のコツ
は、「理論」「音感」を両方で確認することです。
例えば、「C調→Am調」に転調する場合、「C調」の音感のままで「Am調」に転調しようとしては理解・習得できません。 なので、「Am調」の部分は、「Am調」であることを意識するようにしましょう・・・



作曲講座 (その他)      ・【転調】

  ・上記で、「総合」的に一貫して学習できますので、ここだけで十分ですが、



  ・下記も、「補助」、参考に、ご利用ください。

作曲講座 (チュートリアル)  ・W-2  ・W-3  ・W-4  ・X-1。 3-2 (転調曲)  ・X-2
ピアノ伴奏法 A        ・V-3  ・V-4  ・V-5
ポピュラーピアノ作曲講座   ・V-4  ・V-7
日本伝統音楽         ・U-1  ・U-2




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