「中級(応用)@」 Z
曲例

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内容
曲例は、一旦、【目次】のZ戻ってください。
(曲例は、変更や増減する場合があるため)

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内容
  第0回 Z-0 bk-700  編曲の総合的なポイント
  第B回 Z-B bk-700B  編曲の総合的なポイント B
         
  第1回 Z-1 bk-701  曲例。「赤い靴」
  第2回 Z-2 bk-702  曲例。「赤とんぼ」
  第3回 Z-3 bk-703  曲例。「水師営の会見」
  第4回 Z-4 bk-704  曲例。「菅公」
  第5回 Z-5 bk-705  曲例。「児島高徳」
  第6回 Z-6 bk-706  曲例。「橘中佐」
  第7回 Z-7 bk-707  曲例。「金魚の昼寝」
  第8回 Z-8 bk-708  曲例。「菊の花」
  第9回 Z-9 bk-709  曲例。「靴が鳴る」
  第10回 Z-10 bk-710  曲例。「田植」





Z-4
「中級」程度の曲例。 [菅公]









。 テーマ      

  

1。 「中級」程度の曲例。 [菅公]

「中級」程度の曲例です。
「ピアノ」で、「両手」による、「歌・伴奏」(カラオケ)です。

「ピアノ譜」は、ソフトの都合で、大譜表ではありません。 「ピアノ・右手」「ピアノ・左手」です。
「歌」は、演奏していません。(伴奏・カラオケ)



「中級」では、「音楽理論(和声法・対位法)」等の知識が必要ですので、
別講座である、各「作曲」講座(その他)を事前に理解しておいてください。







。 「曲例」(ピアノ・両手伴奏) [歌・メロ・カラオケ] 

2-1。 解説1

■ 今回も、ピアノ「伴奏の種類」を中心に説明いたします。
ピアノ「伴奏の種類」は、大別、3種類あります。

   @。「片手」伴奏。 (右手・メロ) [メロ・なぞり伴奏]
   A。「両手」伴奏。 (メロ・なし)
   B。「両手」伴奏。 (メロ・あり) [メロ・なぞり伴奏]

@。「片手」伴奏は、「左手」で伴奏し、「右手」は「メロ」弾きます
A。「両手」伴奏は、「両手」で伴奏し、「メロ」は歌などのように、弾きません
B。「両手」伴奏は、「両手」で伴奏し、さらに、「メロ」も「右手」に組み込みます

それでは、説明します。
ちなみに、「楽譜」の量を減らすため、今回は「歌(メロ)」のパート表記していません。 また、
ソフトの都合で、「反復記号」「D.S.」(2番の最後)は、「D.C.」の代わりに使用しています。


■ 下譜は、「1番。3番」です。 
ちなみに、「実際の曲」は、2番までですが、解説用「3番」まであります。

「1〜3小節め」「5〜7小節め」では、@。「片手」伴奏で、「右手」はメロを弾きます。
「9小節め〜」では、 B。「両手」伴奏で、さらに、「メロ」「右手」で奏します

すなわち、「メロディー」「なぞり」ながら伴奏する方法です。
「唱歌・童謡」では、よくやる伴奏方法ですし、部分的なものなら、一般的な曲でもやりますね・・・


1番。3番




菅公

【備考】
  ・ソフトの都合で、「反復記号」「D.S.」(2番の最後)は、「D.C.」の代わりに使用しています。
  ・一部、修正したため、「音源」「楽譜」で異なる場所があります。
  ・「実際の曲」は、2番までですが、解説用「3番」まであります。


その他の技法を解説します。
「メロ」空白部おかず合いの手等の、「繋ぎ用」の伴奏の挿入。

「20小節め」では、「半音階・進行」「シ-シ♭-ラ」と味付けしています。
シンプルですが、効果的な技法ですね。。。

■ 備考ですが、「14(38)小節め」「ソ」は、「交叉」しています。





2-2。 解説2

「2番」です。 ここからは、A。「両手」伴奏で、「メロ・なし」です。

「25小節め〜」では、「山型」の伴奏パターンですが、「1番」では、これを「片手」で奏しましたが、
「2番」では、「両手」分けて奏しています。

「33〜34小節めでは、「1番」の形と同じですが、「メロ」抜いています。
すなわち、「右手」「中声1(A・アルト)」のみ奏します。 しかし、

「35〜36小節めでは、「メロ」を入れ「なぞり」ます。
このように、「2小節」単位くらいで、変えてやる(対比・バランス)「メリハリ」があり、伴奏が引き締まります。


ちなみに、そのようなことを含め、「バランス」について概要を付加しておきます。

「バランス」「配分」「変化」「対比」「メリハリ」
「同じ」ことを繰り返すと、飽きますので、「変化」が必要です。

   ・「同時和音」。「分散和音」は、一定毎に、交互して使う。
   ・「・旋律」。「・旋律」も、「1フレーズ(2小節)」〜「2フレーズ(4小節)」までとし、
    あまり長く、連続させない。
   ・「B(バス)」なども、単にコードの低音を出すだけでなく、「メロディック(ベースランニング)」
    動きも入れるようにする。

   ・「1〜2小節め(1フレーズめ)」「3〜4小節め(2フレーズめ)」との、変化・区別・対比
   ・「1〜4小節め(半楽節)」「5〜8小節め(半楽節)」との、変化・区別
   ・「1番(楽節)」「2番(楽節)」との、変化・区別・対比
   ・曲の全体的な、変化・区別・対比。 「序盤・中盤・終盤」など。


2番



菅公


「メロ」空白部おかず合いの手等の、「繋ぎ用」の伴奏の挿入については、
「28。32小節」などでは、シンプルに「上昇または下降」の「音階」風で奏しています。

「32小節」では、せっかく「両手」伴奏ですので、「上昇」と「下降」の「反行」をさせています。
「両手」伴奏は、メロがない分、淋しい気がしますが、逆に、「伴奏」「見せ所」でもあります。

ですので、「副・対旋律」などにも、考える機会にしましょう。

「主・旋律(メロ)」に対する、伴奏部として、「副・旋律」「対・旋律」を考える。
「副・旋律」のハモリには、主なものに、「下3度」「下6度」。「上3度(=下3度のオクターブ上)」。
ただし、単純に「機械的」にはできないので、必ず、「音感」で確認すること。







。 「備考」 

3-1。 まとめ (編曲の総合的なポイント)








。 「連続譜」 

4-1。 連続譜

■ 楽譜が見やすいように、連続表記です。
 
1番。3番




菅公 

 
2番



菅公





4-2。 菅公

歌詞  

    (2番までの歌ですが、2番にカラオケを追加して、3番まであります)


一、 日かげ遮(さえぎ)る むら雲に、 干(ほ)すよしも無(な)き 濡衣(ぬれぎぬ)を
    身には著(き)つれど 真心(まごころ)の、  あらはれずして 止(や)まめやと、
    神のまもりを 頼(たの)みつつ、  配所(はいしょ)に行(ゆ)きし 君(きみ)あわれ。

二、 のちを契(ちぎ)りし 梅が枝(え)に、 東風(こち)吹く春は かえれども、
    菊(きく)の節会(はちえ)の 後朝(こうちょう)の  宴(えん)に侍(はべ)りし 秋は来(こ)ず、
    御衣(ぎょい)を日毎(ひごろ)に 拝(はい)しつつ、  配所(はいしょ)に果(は)てし 君(きみ)あわれ。





■ 簡単に解説すると


    藤原氏によって、「濡れ衣」を着せられて、結果、
    大宰府に流された菅原道真(すがわらのみちざね)が
    天皇への慕う気持ちと、無念の思い詠んだ歌。






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