チュートリアル T-1
「1部・形式」

【目次】

講座

T

 講座No

ファイル名

内容

備考

  第1回 T-1 cr-11  「1部・形式」 (A)メロの作曲 【C調】
  第2回 T-2 cr-12  「1部・形式」 (A)メロの「コード」伴奏の付け方 【C調】
  第3回 T-3 cr-13  「1部・形式」 (A)メロの書き方 【Am調】
  第4回 T-4 cr-14  「1部・形式」 (A)メロの「コード」伴奏の付け方 【Am調】




目次


T-1
「1部・形式」
「1部・形式」 (A)メロの作曲 【C調】




コンテンツ


   1 テーマ
  1。 「Aメロ」 の「メロディー」 を書く 【C調】

   2 予備知識  (参考資料のため、不要な場合は、読み飛ばしてください)
  1。「1部形式」(Aメロ)の例   4。ダイアトニックコード・関連表
  2。「8小節」で書く   5。その他。 「楽譜」関係
  3。「Aメロ(8小節)」の「曲感」を掴む  

   3 「Aメロ」の書き方 【C調】
  1。 アウトライン
  2。 「8小節」。「リズム雛形」から「メロ」を作る
  3。 「メロディー」の書き方
  4。 「その他」のメロディー







。 テーマ     

  

1。 「Aメロ」の「メロディー」 を書く 【C調】

今回は、「1部・形式」における、「(A)メロ」の作曲について行います。








。 予備知識     

今回学習する講座の「予備知識」をいくつかあげておきました。

「テーマ」の学習にあたり、
「基礎・下知識・参考」として、「必要」な場合は読んでください。
「不要」な場合は、「カット」して飛ばしてください。


2-1。 「1部形式」(Aメロ)の例

「1部形式」とは、「Aメロ(楽節)」だけ。の曲です。




 「1部・形式」とは?

      「1部・形式」とは?

 「1部・形式」とは? 「1部」(Aメロ)だけでできている楽曲です。

1部

Aメロ

8小節 程度 (楽節)



今回のテーマは「1部形式」です。
すなわち、「Aメロ」であり、もっとも簡単な音楽のかたまり・・・。ということです。 
実際には、下譜のように基本は、「8小節」程度の曲です。

「音楽(歌を含め)」は、長い曲もありますが、実は「楽節(8小節)」の「数珠つなぎ」です。
「1部形式」は、別の言い方をすると、「8小節」程度の「音楽的なかたまり」が一つです。 
これだけで、「曲が完結」していますよね。 これを「楽節(8小節)」といいます。

では、参考に「1部形式(Aメロ)」を聴いてみましょう。




 「1部形式(Aメロ)」

「コード伴奏付き」の「8小節」で出来た「1部形式」の例です。





♪ 11.6
参考 *






2-2。 「8小節」で書く

 「8小節(1楽節)」できるようになれば、もう、作曲できる

基本的には、「Aメロ」をはじめ、「Bメロ」や「イントロ」その他、すべて「8小節」でできます。
なので、この「8小節(1楽節)」 ができれば、同じようなことの繰り返しで、曲の全部ができます。
では、「8小節」の中身はどうなっているのか?  具体的に見てみましょう。

「音楽」は、「言葉(文章)」と同じく心の表現です。 よく、音楽は、「3分間のドラマ」ともいいます。 
言葉ほど明瞭な表現ではありませんが、感情的に考えてみると、「感情の起伏」があることはわかりますよね。 
それを簡単にいうと「起承転結」です。 すなわち「ストーリー」であり「ドラマ」です。 まず、

   ・「1〜2小節」付近で、「出だし」があり、「曲が始まる」。 そして、
   ・「3〜4小節」付近で、「ちょっと落ち着く」
   ・「5〜6小節」付近で、「続きがはじまり」
   ・「7〜8小節」付近で、「曲が終わる」

あらためて意識すると、そんな感じではありませんか?  「作曲」の「コツ」としても重要なことです。 
この「起承転結」感を意識して作曲すれば、ちょうど「8小節」程度になります。  不思議ですね・・・


8小節(1楽節)」できるようになれば、もう、作曲できる

小節

1小節め

2小節め

3小節め

4小節め

5小節め

6小節め

7小節め

8小節め

ストーリー
(ドラマ)

感性(曲感)

スタート」感

ひと休み」感

再スタート」感

終わる」感じ

2小節ごと
のフレーズ

モフーフ(素材)
曲の「きっかけ」

モフーフを生かす
(モフーフの繰り返し・応用)

展開
(小さい山場)

終わり
(クライマックス)

4小節ごと
のフレーズ

前半

後半

 曲を分析すると、「8小節」のかたまりでできています。 この中をさらに分析すると・・・

 ◆ 「2小節ごと」に分けて分析できる。 
 ・「モフーフ(素材)」といいますが、メロの「きっかけ」です。  
 ・「モフーフの繰り返し応用」とは、その通りで、メロの「きっかけ」をほぼ繰り返す感じになる。 
 ・「展開」とは、「ちいさな山場」です。 ・「クライマックス」とは、曲の終わりです。

 ◆ 「4小節ごと」に分けて分析できる。 ・「前半」と「後半」と感じる。(4小節=半楽節)という。

このように、「8小節(1楽節)」は、大変まとまりのある、「曲」を構成しています。






2-3。 「Aメロ(8小節)」の「曲感」を掴む


「Aメロ(8小節)の曲感」をつかむための説明として、「Aメロ(8小節)」とは、中身をよくみると、

「起・承・転・結」。 

   ・「1〜2小節」付近で、「出だし」があり、「曲が始まる」。 そして、
   ・「3〜4小節」付近で、「ちょっと落ち着く」
   ・「5〜6小節」付近で、「続きがはじまり」
   ・「7〜8小節」付近で、「曲が終わる」

ですが。 実際に曲を聴いて確認してみましょう。 これは、「メロディー」はありません。 
「コード」伴奏だけですが、これだけでちゃんとそのような「曲感」があることを感じてください。


ちなみに、先の「2-1」(♪11.6)のメロのある曲でも確認してみてください。






♪ 11.7
*






2-4。 ダイアトニックコード・関連表

 「C調」

3和音 C Dm Em F G Am Bdim
Bm♭5
ド・ミ・ソ レ・ファ・ラ ミ・ソ・シ ファ・ラ・ド ソ・シ・レ ラ・ド・ミ シ・レ・ファ

 

4和音
(★
1)
CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 Am7

Bm7♭5

ド・ミ・ソ・シ レ・ファ・ラ・ド ミ・ソ・シ・レ ファ・ラ・ド・ミ ソ・シ・レ・ファ ラ・ド・ミ・ソ シ・レ・ファ・ラ
(★1)和音は、7の音を積むので、「セブンス(コード)」といわれる。







■ 注意すべき「dim」系のコード

コードネーム
(他の表記方法)
和音数 構成音
(第1・3・57音の順)
備考
@  ・Bdim
 ・Bm
♭5  (Bm-5)
3和音  シ・レ・ファ  ・dimは、「減5」
 ・「♭5」「-5」「減5」
A  ・Bm7♭5 (Bm7-5) 4和音  シ・レ・ファ  ・「ハーフdim」とも呼ばれる
B  ・Bdim7   4和音  シ・レ・ファラ♭(ソ#)  ・dim7は、「減7」。(短7・長7ではない)

 ・ジャンルによっては、して、Bdim=Bdim7とする場合もあるので注意。






2-5。 その他。 「楽譜」関係

 「C調(ハ長調)」

◆ 「C調(ハ長調)」とは、「ド」を基点とする「長音階」で作られた楽曲。
  「長音階」とは、「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」の間隔でならんでいる音階。

◆ 「全音」とは、「半音2つ」分のことです。







「大譜表」というものもあります。  
「ト音記号」の高音部と、■ 「ヘ音記号」の低音部を表した楽譜のことです。
  「伴奏」は、多くの場合、「低音」域にありますので、順次、覚えるようにしましょう。









 「小節」

■ 「縦の線」の、「区間」のことです。





 「音符」の種類

「全音符」関係

 ・「全音符」  ・2分音符(全音符の半分の長さ) 
 ・4分音符(全音符の4分の1の長さ)  ・8分音符(全音符の8分の1の長さ)。

全休符関係

 ・「全休符」  ・2分休符(全休符の半分の長さ)。  
 ・4分休符(全休符の4分の1の長さ)。  ・8分休符(全休符の8分の1の長さ)。

付点2分音符=2分音符+4分音符。 
付点4分音符=4分音符+8分音符。 など、いろいろありますが、主なものを覚えておけばいいでしょう。








 「拍」とは

「拍」とは、ポップスの4/4拍子では、普通、ビートのことですね。

基本的には、
■ 「1拍め(強め)」と「3拍め(やや強め=中くらい)」が、「強め(強拍)」。 
■ 「2拍め」と「4拍め」が、「弱め(弱拍)」。です。






 「4/4」とは

4/4=分子/分母
「分母」の4は、「4分音符」。  ・「分子」の4は、「4拍子(4つ)」
すなわち、基本的には、1小節に、「4分音符」が、4つ(4つ分)ある。ということです。












。 「Aメロ」の書き方 【C調】      

今回の講座の主要コンテンツです。 
わからない部分は、「予備知識」「HPの他・講座」などに関連した内容がありますので調べてみましょう。 


3-1。 アウトライン

では、早速、4/4の「Aメロ」を書いてみましょう。 

音楽は、だてらめにできているのではなく、ある程度「雛形」があります。 すなわち、

「1部形式」である「8小節」の音楽のかたまりがあります。 また、その中には、

「リズム」の要素が大切なのですが、これには例えば下譜のような「リズム」パターンがあります。

音の数でいうと、「7つ」「5つ」「7つ」。「5つ」「4句体」となっています。 

これは、「俳句」の「5-7-5」(3句体)のリズムや、「短歌」の「5-7-5-7-7」(5句体)のリズムに似ていますね。

なぜか? この「7」と「5」というリズムは、調子がいいようで、一種の「七五調」ということなんです。 

なので、まずはこの「七五調」を意識してください。 また
「俳句」は3句体、「短歌」は5句体ですが、
音楽の場合。 「Aメロ」である「楽節」は、「4句体」ですね。 






3-2。 「8小節」。「リズム雛形」から「メロ」を作る。 

では、実際にやってみます。 この楽譜を、「基本」的な「雛形」とします。 すなわち「8小節」であり、この中の「リズム」「7-5-7-5」であることがポイントです。

細かくいいますと、こんな感じになります。 すなわち、
「1小節め」は、「4分音符」で、たて続けの音ですが、
「2小節め」「6小節め」は、後半、「2分音符」で、いうなれば音を少し「伸ばして」います。

「4小節め」「8小節め」は、「全音符」で、長く「伸ばして」います。
「俳句」や「短歌」でも、語尾を延ばしますよね。 それと同じですね。




まず、「8小節」で、この「リズムパターン」雛形で、作曲してみます。

7」-「5」-「7」-「5 



♪ 11.5







3-3。 「メロディー」の書き方

「リズム」については、いいですね。 「7-5-7-5」のリズムでした。 
その他のポイントもありますので、説明します。

「出だしの音」は、なんでもよいが、「ド」。「ミ」。「ソ」のどれかからだと書きやすい。
「最後の音」は、「ド」
「最後の手前」は、「シ」「レ」が多い。

基本的には、「メロディー」は、そのようになっている場合が多いので、現段階では、それを意識して書いてみましょう。




■ 1例めでは、「出だしの音」は、「ド」。 「最後の音」は、「ド」。 「最後の手前」は、「シ」です。

 





11.1
*




■ 2例めでは、「出だしの音」は、「ソ」。 「最後の音」は、「ド」。 「最後の手前」は、「レ」です。

 





11.2








3-4。 「その他」のメロディー 

 「その他」のメロディー @

「7-5-7-5」のリズムで、メロを書いてきましたが、それ以外の「リズム」も試しに書いてみましょう。

この例では、「(3・3)-(3・3)-(3・3)-(4・1)」。 すなわち、「6-6-6-5」ですね。
もちろん、このようなリズムでもいいわけです。 実際には、複雑な「リズム」が発生します。 
なので、いろいろ応用して書いてみてください。






♪ 11.3
*





 「その他」のメロディー A

これも、「6-6-6-5」の「リズム」の例です。 

また、「最後の手前」の音は、「レ」か「シ」が多いのですが、このように、「ミ」という音を
「一音」挟んで、「レ」(または、「シ」)の音があるような場合も結構ありますので参考にしてください。






♪ 11.4








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