チュートリアル T-3
「1部・形式」

【目次】

講座

T

 講座No

ファイル名

内容

備考

  第1回 T-1 cr-11  「1部・形式」 (A)メロの作曲 【C調】
  第2回 T-2 cr-12  「1部・形式」 (A)メロの「コード」伴奏の付け方 【C調】
  第3回 T-3 cr-13  「1部・形式」 (A)メロの書き方 【Am調】
  第4回 T-4 cr-14  「1部・形式」 (A)メロの「コード」伴奏の付け方 【Am調】




目次


T-3
「1部・形式」
「1部・形式」 (A)メロの書き方 【Am調】




コンテンツ


 1 テーマ
  1。 「Aメロ」 の「メロディー」 を書く 【Am調】

 2 予備知識
  1。「1部形式」(Aメロ)の例  4。ダイアトニックコード・関連表
  2。「8小節」で書く  5。その他。 「楽譜」関係
  3。「Aメロ(8小節)の曲感」を掴む  

 3 「Aメロ」の書き方 【Am調】
  1。 アウトライン
  2。 「8小節」の「リズム雛形」から「メロ」を作る。
  3。 「メロディー」の書き方
  4。 「その他」のメロディー







1。 テーマ    

  

1。「Aメロ」 の「メロディー」 を書く  【Am調】

今回は、「1部・形式」における、「(A)メロ」の作曲について行います。








2。 予備知識    

  
今回学習する講座の「予備知識」をいくつかあげておきました。

「テーマ」の学習にあたり、
「基礎・下知識・参考」として、「必要」な場合は読んでください。
「不要」な場合は、「カット」して飛ばしてください。


2-1。 「1部形式」(Aメロ)の例

「1部形式」とは、「Aメロ(楽節)」だけ。の曲です。




 「1部形式(Aメロ)」

「重複」のするため、省略します。 関連リンク先・「T-1 (2-1)





2-2。 「8小節」で書く

 「8小節(1楽節)」できるようになれば、もう、作曲できる

基本的には、「Aメロ」をはじめ、「Bメロ」や「イントロ」その他、すべて「8小節」でできます。
なので、この「8小節(1楽節)」 ができれば、同じようなことの繰り返しで、曲の全部ができます。
では、「8小節」の中身はどうなっているのか?  具体的に見てみましょう。

「音楽」は、「言葉(文章)」と同じく心の表現です。 よく、音楽は、「3分間のドラマ」ともいいます。 
言葉ほど明瞭な表現ではありませんが、感情的に考えてみると、「感情の起伏」があることはわかりますよね。 
それを簡単にいうと「起承転結」です。 すなわち「ストーリー」であり「ドラマ」です。 まず、

   ・「1〜2小節」付近で、「出だし」があり、「曲が始まる」。 そして、
   ・「3〜4小節」付近で、「ちょっと落ち着く」
   ・「5〜6小節」付近で、「続きがはじまり」
   ・「7〜8小節」付近で、「曲が終わる」

あらためて意識すると、そんな感じではありませんか?  「作曲」の「コツ」としても重要なことです。 
この「起承転結」感を意識して作曲すれば、ちょうど「8小節」程度になります。  不思議ですね・・・


8小節(1楽節)」できるようになれば、もう、作曲できる

小節

1小節め

2小節め

3小節め

4小節め

5小節め

6小節め

7小節め

8小節め

ストーリー
(ドラマ)

感性(曲感)

スタート」感

ひと休み」感

再スタート」感

終わる」感じ

2小節ごと
のフレーズ

モフーフ(素材)
曲の「きっかけ」

モフーフを生かす
(モフーフの繰り返し・応用)

展開
(小さい山場)

終わり
(クライマックス)

4小節ごと
のフレーズ

前半

後半

 曲を分析すると、「8小節」のかたまりでできています。 この中をさらに分析すると・・・

 ◆ 「2小節ごと」に分けて分析できる。 
 ・「モフーフ(素材)」といいますが、メロの「きっかけ」です。  
 ・「モフーフの繰り返し応用」とは、その通りで、メロの「きっかけ」をほぼ繰り返す感じになる。 
 ・「展開」とは、「ちいさな山場」です。 ・「クライマックス」とは、曲の終わりです。

 ◆ 「4小節ごと」に分けて分析できる。 ・「前半」と「後半」と感じる。(4小節=半楽節)という。

このように、「8小節(1楽節)」は、大変まとまりのある、「曲」を構成しています。






2-3。「Aメロ(8小節)の曲感」を掴む

「Aメロ(8小節)の曲感」をつかむための説明として、「Aメロ(8小節)」とは、中身をよくみると、

「起・承・転・結」。 

   ・「1〜2小節」付近で、「出だし」があり、「曲が始まる」。 そして、
   ・「3〜4小節」付近で、「ちょっと落ち着く」
   ・「5〜6小節」付近で、「続きがはじまり」
   ・「7〜8小節」付近で、「曲が終わる」

ですが。 実際に曲を聴いて確認してみましょう。 これは、「メロディー」はありません。 
「コード」伴奏だけですが、これだけでちゃんとそのような「曲感」があることを感じてください。






♪ 13.2







2-4。ダイアトニックコード・関連表

 「Am調」

3和音 Am Bdim
Bm♭5
C Dm Em(E) F G
ラ・ド・ミ シ・レ・ファ ド・ミ・ソ・(ソ#) レ・ファ・ラ ミ・ソ(ソ#)・シ ファ・ラ・ド ソ(ソ#)・シ・レ

 

4和音 Am7 Bm7♭5 CM7 Dm7 Em7(E7) FM7 G7
ラ・ド・ミ・ソ シ・レ・ファ・ラ ド・ミ・ソ・シ レ・ファ・ラ・ド ミ・ソ・シ・レ
(ミ・ソ#・シ・レ)
ファ・ラ・ド・ミ ソ・シ・レ・ファ

 

★注意。
@ Am調(短調)は、「短調・音」が「3種類」あるため、コードの種類が、複数、考えられますが、
ここでは、「多用」されるものだけを選んで、「混在」させています。
・( )のコードは、「和声的短調」。 その他のコードは、「自然的短調」です。




参考 *



■ 注意すべき「dim」系のコード

コードネーム
(他の表記方法)
和音数 構成音
(第1・3・57音の順)
備考
@  ・Bdim
 ・Bm
♭5  (Bm-5)
3和音  シ・レ・ファ  ・dimは、「減5」
 ・「♭5」「-5」「減5」
A  ・Bm7♭5 (Bm7-5) 4和音  シ・レ・ファ  ・「ハーフdim」とも呼ばれる
B  ・Bdim7   4和音  シ・レ・ファラ♭(ソ#)  ・dim7は、「減7」。(短7・長7ではない)





2-5。 その他。 「楽譜」関係

 「Am調(イ短調)」

◆ 「自然的・短音階」。 「和声的・短音階」。 「旋律的・短音階」。がある。
◆ どれを使用してもよい。 「好み」で選択する。 また、途中で変更してよい。







@ 「自然的・短音階」。 A 「和声的・短音階」。 B 「旋律的・短音階」


「旋律的・短音階」もありますが、説明が「複雑化」しますので、今後、講座では省略します。





 「小節」。 「音符」の種類。 「拍」。 「4/4」について

「重複」のするため、省略します。 関連リンク先・「T-1 (2-5)








3。 「Aメロ」の書き方 【Am調】    

  
今回の講座の主要コンテンツです。 
わからない部分は、「予備知識」「HPの他・講座」などに関連した内容がありますので調べてみましょう。 


3-1。アウトライン

では、早速、4/4の「Aメロ」を書いてみましょう。 

音楽は、だてらめにできているのではなく、ある程度「雛形」があります。 すなわち、

「1部形式」である「8小節」の音楽のかたまりがあります。 また、その中には、

「リズム」の要素が大切なのですが、これには例えば下譜のような「リズム」パターンがあります。

音の数でいうと、「7つ」「5つ」「7つ」。「5つ」「4句体」となっています。 

これは、「俳句」の「5-7-5」(3句体)のリズムや、「短歌」の「5-7-5-7-7」(5句体)のリズムに似ていますね。

なぜか? この「7」と「5」というリズムは、調子がいいようで、一種の「七五調」ということなんです。 

なので、まずはこの「七五調」を意識してください。 また
「俳句」は3句体、「短歌」は5句体ですが、
音楽の場合。 「Aメロ」である「楽節」は、「4句体」ですね。 






3-2。「8小節」の「リズム雛形」から「メロ」を作る。 

では、実際にやってみます。 この楽譜を、「基本」的な「雛形」とします。 すなわち「8小節」であり、この中の「リズム」「7-5-7-5」であることがポイントです。

細かくいいますと、こんな感じになります。 すなわち、
「1小節め」は、「4分音符」で、たて続けの音ですが、
「2小節め」「6小節め」は、後半、「2分音符」で、いうなれば音を少し「伸ばして」います。

「4小節め」「8小節め」は、「全音符」で、長く「伸ばして」います。
「俳句」や「短歌」でも、語尾を延ばしますよね。 それと同じですね。




まず、「8小節」「リズムパターン」雛形で作曲します。

7つの音」-「5つの音」-「7つの音」-「5つの音」で、できています。 



♪ 13.6







3-3。「メロディー」の書き方

「リズム」については、いいですね。 「7-5-7-5」のリズムでした。 
その他のポイントもありますので、説明します。

「出だしの音」は、なんでもよいが、「ラ」。「ド」。「ミ」のどれかからだと書きやすい。
「最後の音」は、「ラ」
「最後の手前」は、「ソ#(ソ)」「シ」が多い。

基本的には、「メロディー」は、そのようになっている場合が多いので、現段階では、それを意識して書いてみましょう。




■ 「1例め」では、「出だしの音」は、「ラ」。 「最後の音」は、「ラ」。 「最後の手前」は、「ソ」です。


 





13.7
*


例では、「最後の前の音」は、「ソ」ですが、試しに、「ソ#」にしてみると、「悪くはない」ですが、
この曲では、「ソ」のほうが「しっくり」する感じがします。 (「好み」ですが・・・)

「ソ」を使う「自然的・短音階」の曲は、少ないのでめずらしいですね・・・。




■ 「1例め」を、試しに、「最後の手前」を、「ソ#」にした場合。


 





13.71






■ これは、「出だしの音」は、「ミ」。 「最後の音」は、「ラ」。 「最後の手前」は、「シ」です。

 





♪ 13.8




◆ 「メロ」のソは、「ソ(ソ#)」の2種類あり、どちらでもよい。 「好み」です。
 

「最初の音」はなんでもいいですが、「ラ」「ド」「ミ」だと書きやすいですよ。
「最後の音」は、「ラ」の音にします。  また、
「最後の前の音」は、「ソ(ソ#)」「シ」のどちらかが多い。






3-4。 「その他」のメロディー 

 「その他」のメロディー

「7-5-7-5」のリズムで、メロを書いてきましたが、それ以外の「リズム」もいろいろあります。


■ 「C調」と「重複」のするため、省略します。 関連リンク先・「T-1 (3-4)







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