チュートリアル X-2
追補

【目次】

講座

X

 講座No

ファイル名

内容

備考

  第1回 X-1 cr-51  「補記」。「分割・代理」。「多声」 -
  第2回 X-2 cr-52  「導入」。「経過転調」。その他。「部分」転調 -




目次


X-2
追補
「導入」。「経過転調」。その他。「部分」転調




コンテンツ

 1 「導入」
  1。「アプローチ」について。 (導入部)
  2。「ツーファイブ」を利用したアプローチ

 2 「経過転調」
  1。「経過転調」 (X-T)  3。「経過・転調」・(T度)経由・復帰
  2。「経過転調」 (U-X-T)  4。「経過・転調」・(X度)経由・復帰

 3 その他。「部分」転調
  1。「部分・転調」







1。 「導入」    

1-1。「アプローチ」について。 (導入部)

「本格転調」自体は、特にむずかしいことではありませんでしたね。

では、今度は、「転調」する
「前段の部分」について学習しましょう。 
この部分を、「導入(部・句)」(アプローチ)などといいます。




転調を、「X-T」でアプローチする場合 

「Aメロ」から「Bメロ」の部分です。
「Aメロ」が「C調」の「G7-C」で終わり、「Bメロ」の「Em調」に入る「前」を考えます。

例では、「B7-Em」と、
「B7」Emの前に付けました。 (アプローチ)
これは、「Em調」の「X(7)-T」です。

最も、シンプルなアプローチです。


1小節め

2小節め

3小節め

4小節め

Aメロの終止

アプローチ

Bメロの最初

G7

C

B7

Em

 C:X

C:T

 Em:X

Em:T

X7-T終止

X7-T転調






♪ 5-1.1.mid
参考 *






1-2。「ツーファイブ」を利用したアプローチ 

上記は、「X(7)-T」でしたが、
今回は、少し工夫して、「U-X(7)-T」です。




転調を、「U-X-(T)」でアプローチする場合 

「Aメロ」から「Bメロ」の部分です。
「Aメロ」が「C調」の「G7-C」で終わり、「Bメロ」の「Em調」に入る「前」を考えます。

例では、「F#m7♭5-B7-Em」と、
「F#m7♭5-B7」Emの前に付けました。 (アプローチ)
これは、「Em調」の「U-X(7)-T」です。


1小節め

2小節め

3小節め

4小節め

5小節め

原調(Aメロ)の終止

(アプローチ)

新調(Bメロ)の最初

G7

C

F#m7♭5

B7

Em

 C:X

C:T

 Em:U

Em:X

Em:T

C調

Em調

X7-T終止

 アプローチ


Em調 T U V W X Y Z
Em F#m♭5[F#dim] G Am Bm(B7) C D7





♪ shushi-1.1.mid
*


■ さらに、「長く」する方法は、いろいろな技法がありますが、「終止形」を前に延長するのが一番、簡単です。








2。 「経過転調」    

2-1。「経過転調」 (X-T)

「終止」の区切りで、転調する技法があります。

例では、「X-T」-「X-T」-「X-T」-「X-T」。 となっています。
「F調」-「Am調」-「Dm調」-「G調」です。






♪ keika-tencho-2.1.mid
*


小節 1 2 3 4
コード C7 F E7 Am
  F:X F:T Am:X Am:T
  F調 Am調

  

小節 5 6 7 8
コード A7 Dm D7 G
  Dm:X Dm:T G:X G:T
  Dm調 G調
      ここは、主調復帰する場合も多い





2-2。「経過転調」 (U-X-T)

上記では、「X-T」でしたが、これを、一部、「U-X-T」にしてみました。


C調主調2部形式の (Bメロ部分を想定してください)






♪ keika-tencho-2.1-ii-v.mid



小節 1 2 3 4
コード C7 F Bdim-E7 Am
  F:X F:T Am:U-X Am:T
  F調 Am調
 
小節 5 6 7 8
コード A7 Dm Am7-D7 G
  Dm:X Dm:T G:U-X G:T
  Dm調 G調
  ここは、主調にする場合も多い





2-3。「経過・転調」・(T度)経由・復帰

「復帰(復調)」についてです。
Bメロの最後で、「主調(C調)」にすることが多いのですが、これを「復帰(復調)」といいます。

この場合は、単純に、C調の「X-T」ということで、「G7-C」にして、「確立・復帰(復調)」します。
「T度経由」とは、「C調主調」の場合「C調」のことです。 要するに、
「Bメロ」の最後が「C調」になってますね。


C調主調 (Bメロ部分を想定してください)




「Bメロ」は、2小節、「Em調」 → 「G調」 → 「Dm調」 → 「C調(T調・確立・復帰)」。



♪ keika-1.1-tencho.mid
*


「経過・転調」(T度)経由復帰
C調主調 (Bメロ部分を想定してください)

 

Bメロ

調

Em調

G調

Dm調

C調 「T度」

コード

B7

Em

D7

G

A7

Dm

G7

C

 

Em:X7

Em:T

G:X7

G:T

Dm:X7

Dm:T

C:X7

C:T

 

X7-T

X7-T

X7-T

X7-T

 

 

 

 

「T度」経由






2-4。「経過・転調」・(X度)経由・復帰

では、「X度経由」の「復帰(復調)」についてです。 

前回では、「Bメロ」内で、「C調」に復帰しましたが、
今回は、「導入句」のように、「Bメロ」の次の、「C(A)メロ」の最初にかけて、復帰しています。

すなわち、「Bメロ」の最後(7〜8小節)は、「D7-G」と、「G調」の「X-T」 (X度経由)で復帰します。
ちなみに、「G7」は、「D7-G7-(C)」と、「C」の「Wドミナント」のためです。


C調主調 (Bメロ部分を想定してください)




「Bメロ」は、2小節、「Em調」 → 「F調」 → 「Dm調」 → 「G調(X調・経由)」
→「Cメロ」で「C調(確立・復帰)」




♪ keika-v-tencho1.1.mid
*


■ 「Bメロ」は、
  2小節毎に、「Em調」 → 「F調」 → 「Dm調」 → 「G調」。

■ 「Bメロ」の最後が、「D7-G7」の「G調(X調)」。

■ 「Bメロ」の最後〜「Cメロ」の先頭。 「8〜9小節め」が、「G7-C」で、「C調」に確立・復帰。








3。 その他。「部分」転調    

3-1。「部分・転調」

この例では、「C調」から「Dm調」に部分転調しています。 

今回は、「X-X」の「同度連結」です。
「G7」は、「C調のX
。  「A7」は、「Dm調のX」。


小節

1小節 2小節 3小節 4小節

コード

C-F G7-C G7 A7 Dm
  C:T-W C:X-T C:X Dm:X Dm:T

C調

C調  
Dm調

 

 

 

Dm調
*    

ここは、X-Xの連結

 



「C調→Dm調」に転調 (3小節め)



♪ bubun-tencho-1.1.mid
*





別の例 (C調→Dm調)

せっかくですので、別の例です。 「C調」から「Em調」に部分転調しています。 

「G7」は、「C調のX
」。  「B7」は、「Em調のX」。




「C調→Em調」に転調 (3小節め)



♪ bubun-tencho-2.1.mid



これは、「レ-レ#」と、高く「半音進行」させた場合ですので、要領は、先の例と同じです。 単に「半音進行」を高く動かしただけです。 そうしますと、「Em調」のXである「B7」のコードに「レ#」がありましたので、「同度連結」してみました。

ちなみに、「復帰」する場合は、「メロ」との兼ね合いがあり、機械的に無理に復帰すると不自然になるかと思いますので、無難に「ピボット転調」や「X-T」の部分転調を利用して復帰してください。







inserted by FC2 system