その他 ]T

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講座

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 講座No

ファイル名

内容
  第1回 ]T-1 jp-111  「その他」@ (Am調)
  第2回 ]T-2 jp-112  「その他」A
  第3回 ]T-3 jp-113  「その他」B





]T-2
「その他」A









。 テーマ      (指示なきは「C調」)

  

1。 「その他」

「その他」です。 「記憶」についてです。







。 「記憶」 (聴音において)      

2-1。 「音」の「ラベリング(固定)」@。(聴音において)

「ラベリング」とは、形のない「音(音の高さ)」を覚えるために、「名前付け」「意味付け」「関連性」を付けることです。

その方法は、一般的には「文字(音名・階名)」ですね。 
「ドの音」は「ド」。 「レの音」は「レ」。 「ミの音」は「ミ」という「文字」です。

大抵は、この「ドレミファソラシド」で「歌う」。。。 という「練習」が多いです。
確かに、最終的には、「ドレミファソラシド」で覚えるわけですが、なかなか覚えられるものでもありません。

「聴音」において、形のない「音(音の高さ)」を覚える。 
すなわち、記憶するには、「文字」だけだと「1音ずつ」音を、「採っては、消え」。「採っては、消え」してしまう感じなので、「記憶」しずらい「保管」しずらいように思います。

勉学でも同じだと思いますが、「文字」や「数式」だけよりは、「略図」などをの「イメージ」を描いて、解いたり、覚えたりするといいですよね。


■ 同じように、「音」の「ラベリング」も、「文字」だけでなく、下記のような「表・図示」するといいと思います。 下記は、単に「ドレミファソラシド」「文字」を、「縦」または「横」「並べた」だけです。
 
しかし、このようにすると、「位置(距離)」関係。「場所」関係という「イメージ」が生じます。 要するに、
「ミ」の音があり、次に「ファ」の音が鳴ったら、「隣り(順次)、上」という「位置(距離)」関係です。また、
「ミ」の音があり、次に「ド」の音が鳴ったら、「飛んで(飛躍)、下」という「位置(距離)」関係です。
こうすると、「曖昧」音のイメージも、「明確」な区別・違いが分かります。

また、「音」の「記憶」場所「保管」場所定まります
この図示上に、音のイメージを保管しておく、記憶しておくとよいでしょう。

「紙」に、この「縦書きの、ドレミファソラシド」を書いておき、「1音ずつ」、音を採る度「指」を置く
または、「頭の中」に、この「縦書きの、ドレミファソラシド」「イメージ」し、頭の中「その場所」を意識します。

そうすると、記憶している「同じ音」が鳴ると、「あっ、さっきと同じ」「ミ」の位置だ!!
みたいな、「一致」感も得られます。 
要するに、「記憶」する場所ができ、また、「引き出し(探し)」やすいです。

勉学と同じで、「ノート」まとめ直すのも、いわば、「文字の図示化」かもしれません。
わさわざ、コンパクトに書きまとめると、「読みやすい。覚えやすい(記憶しやすい)」です。

ということで、ただ、「文字(音名・階名)」「縦書きの、ドレミファソラシド」図示し、そして、
「指で追う」。「頭の中で、位置をイメージ」するだけのことなのですが、

単独で、「ド」。「レ」。「ミ」の文字をイメージするよりは、有効のように思いますので、よければ試してみてください。。。





2-2。 「音」の「ラベリング(固定)」A。(聴音において)

「記憶」の仕方に、「位置・場所」という「イメージ」を使うということについて、追記ですが、
例えば、下の譜は、音の種類は、いくつあるでしょうか。 「5音」です。

そんなことは、見ればわかるのですが、聴音をする際、まるで、「おみくじ」を引くときのように、「無数」の。「多数」の中から「選択」するようなイメージはありませんか? 要するに、「何」が出るかわからない!!

まるで、「星の数」もある音の中から、音を拾うような・・・
しかし、実際は、この譜では、たった「5音」しかありません。
なのに、どうして、「無数」の中から、音を拾うような錯覚が起きるのでしょうか。
それは、まず先に、「5つ」の音に分類(固定)していないからではないでしょうか。

例えば、この譜をまず、一通り、楽譜を見ながら、「音」を聴いて確認するかと思いますがどのようにしていますか? たぶん、「音」を聴きながら、楽譜を追うのではないでしょうか。 しかし、それで音程「覚えられる」でしょうか。

■ (★★)ということで、この時の練習の仕方ですが、「5音」の練習なら、「ドレミファソ」の音を、例えば、右手を開いて、指を出します 5本の指がありますから、左の指から順に、「ドレミファソ」の音決めます(位置付け)。 そして、音源を聴きながら、

  「ド」が鳴ったら、楽譜(音符)で覚えるのではなく「ドの指」見る・意識する。
  「レ」が鳴ったら、楽譜(音符)で覚えるのではなく「レの指」見る・意識する。 

というように、「音源」の音と、「指(位置)」リンク(関連付け)して覚えます。

そうすると、「5音」は「5種類」に分類できます
これを繰り返していると、「指(位置)の音(音程)」「音源の音」「一致」してくる。 「固定」してきます。

「音の記憶」とは、いわば、「音」「場所・位置」「決める」。「固定」することです。
 
 
■ 以前、TVで、「記憶の仕方・方法」に関する番組があり、ラーメン屋さんの店員さんが、「ラーメンのオプション(トッピング)」の違いがある、複数のお客さん注文を、メモなどしないで取ることができる。というのがありました。

では、どのようにしているのか? というと、「ラーメン」のイメージを作り、オプションの「たまご」。「メンマ」。「コーン」。「ナルト」。「のり」・・・などをトッピングして「イメージ(位置・場所)」をすることだそうです。

すなわち、「位置関係」「イメージ」しているということでしょう。
このように、「記憶」の方法では、いろいろな場面で、「位置関係」を作る「イメージ」を作る方法は、よく見受けします。

また、私は、「L(左)」と「R(右)」や、「太陽の出る方角」などが覚えられません。  笑
なので、LとRは、まず、四角いものをイメージし、その左下角が、「L」に似ているので、「L(左)」と判断します。。。 太陽の出る方角は、「東」の漢字の中に、「日」という「太陽」の意味があるので、東が日の出の方向らしいです。。。 ^^

また、そもそもホームページの「作曲の講座(音楽理論)」もそうです。
「音楽理論」は、やはり膨大です。 特に、「和声法」「対位法」「演奏法」等の音楽理論がわからないと、行き詰ります。。。

しかし、なかなか大変ですし、覚えきれません
そのためには、「ノート」書き「まとめる」。 ホームページのようにパソコンで「まとめる」ことです。
これも、「明確」な「位置関係」。 記憶保管場所を作る。 そして、必要に応じ、そこを「再確認」する。
ということです。 これを繰り返していると、結果的に、かなり「記憶」できています。。。


■ このように、「記憶」できない場合は、なにかに「関連付ける」と、記憶できるようです。
ということで、音の記憶の場合も、楽譜上でも、記憶できるのでしょうが、どうしても音符を追うため、楽譜のように「バラバラ」に「分散」してしまいます。

ということで、★★の方法や、または、先の「ドレミファソラシド」を、またはに並べた「文字」関連付けする方法を試してみてください。

そうすると、「音(音程)」「固定」しやすいです。
すなわち、「音(音程)」思い出しやすい。 記憶を呼び起こしやすいです。


「聴音」とは、「音の記憶」ができるかどうか。ということですから、この「記憶」の仕方。 すなわち、
どのように「音を固定」するか
。 ということを考えてみてください。。。


「鍵盤(場所・位置)」イメージしてもよいので、下に載せておきます。。。


鍵盤をイメージし、「音」を、鍵盤(場所・位置)に、記憶(保管・固定)する

 





2-3。 「練習」の「速度」。(聴音において)

「聴音」の練習で、「スピード」は大きなポイントだと思います。
「速い(普通)」スピードでは無理だが、「ゆっくり」または「1音ずつ」ならできる場合があります。
なんでもそうだと思いますが、卓球なら「ゆっくり」なら、だれでも打ち返せるでしょうが、「速け」れば難しいでしょう。

「聴音(受動)」なら、「音を聴き→音を当てる」わけですが、逆に
「視唱(能動)」なら、「楽譜を見て→歌う」、初見は無理でも、数回、聴けば「歌える」でしょう。

どちらが難しいかといえば、「聴音(受動)」でしょう。 それはなぜでしょうか。 それは、
「予測(準備)」ができない。 「先が読めない」。 「考える」時間。余裕がない。からではないでしょうか。


■ 例えば、電信(モールス符号)」通信というものがあります。
「短点(・)」「長点(ー)」でできている符号で、通信するものです。

ちなみに、「電信(モールス符号)」通信のメリットは、「機器(通信機)」簡単であること。 「電話通信」より「遠隔(遠くとの交信)通信」に向いていることです(雑音に強い。信号の識別度が高い)。 なので、以前は重宝されましたが・・・

さて、その「電信(モールス符号)」通信なのですが、「送信」「受信」があります。
「送信(能動)」とは、「文字を→モールス符号にして打つ」こと。 逆に
「受信(受動)」とは、「モールス符号→文字にする」ことです。

どちらが難しいかというと、遥かに「受信(受動)」の方が難しいです。
なぜなら、「送信(能動)」では、「文字(文章)」が、今、打つ文字以外にも、先が読めますから、「準備」できるわけです。

例えば、「SOS」なら、「S」を打っているときに、次の「O」は「見えます」から「なんの符号か」、頭の中でイメージが事前に「準備」できる。「先が読める」ので、簡単です。

それに対し、「受信(受動)」は、「音」が聴こえてから「判断」しますし、それに、次から次へと符号が続けて鳴りますから、「考える暇・余裕」ありません

スピードが「速く」なると、まさに「音感」の世界です。
ただし、「音感」といっても、「音程」は関係ありませんから、いわば「リズム」感だけではありますが、「音感」の世界です。 話しを戻し、


「ゆっくり」または「1音ずつ」なら、多少でもできるわけですから、とにかく、練習は、
(★)「ゆっくり」または「1音ずつ」「考えながら」「判断しながら」、聴き採りの練習をすることがポイントです。

「作曲」でもそうだと思いますが、「作曲」とは、いわば「考える。判断」することです。
「作曲」「静止(ゆっくり)」状態に近い、「1音ずつ」「考え・判断」しているようなものです。

まとめると、結局、「聴音」の練習は、まず、「ゆっくり」または「1音ずつ」やる、
それは、「考える」時間。「判断する」余裕。時間があるということです。

なので、今回も「テンポ」は「40」と大変、「ゆっくり」です。
それでも無理なら、もっと「ゆっくり」とか、「1音ずつ」やってもいいでしょう。

確かに、はやくできるようになりたいので、普通の速度で練習したいと思いがちですが、★の「練習」になっていないので、結局、無理です。

「ゆっくり」なスピードで、「確実」にできるようになるまで、「長期間」かかると思いますが、がんばりましょう。
なんでも、「スピート」が「速く」なると、「考える・判断する」時間がなく、「感覚(音感)」だけで反射的にできるようになるには、「相当の練習期間」は必要ですから、あせらず、「ゆっくりの速度」の練習を続けましょう。。。

この「下積み(ゆっくりでの練習)」段階は、なんでも「長期間」かかるものですよね。。。 ^^





2-4。 「メロディー」と「ランダム」。(聴音において)

「聴音」の練習では、「メロディー」などのように、「曲(音程)を覚えてしまう(記憶してしまう)」場合と、今回のように「ランダム」で、「覚え難い(記憶し難い)」場合があります。 これは、どちらも有効だと思います。

「練習段階」では、「当たり・ハズレ」という「分かる・分からない」の練習になるわけですが、参考になる「分かる・手がかり」があったほうが、有利なわけで、そういう観点から「メロディー」風の曲で、聴音練習することも大切です。

ということで、今回は「ランダム(不規則)」にしましたが、
「[-1〜」「曲(メロディー)」による練習でメロディー覚えて、この「感じ」は、あの「音」だったなぁ・・・
みたいな、「手がかり・参考」にできるように利用するとよいでしょう。





2-5。 「長期・記憶」

「記憶」について調べてみると、感覚記憶短期記憶長期記憶3つに大きく分類されるらしい。
問題は、「長期記憶」ですね。。。

結論から言えば、「長期記憶」するには、「繰り返す」しかないようだ。。。 
要するに、何度も反復練習。 復習を繰り返す継続するわけです。

まぁ、分かってはいるものの、つい、頭の良くなる「食べ物」・・・。 と検索してしまうのは人間の性(さが)でしょうか・・・ 笑

「青魚」がいいらしいけど、「味噌煮のサバ缶」も、3日坊主・・・。
それでも、努力しないで、頭がよくなるなら・・・とも思うがなかなかこれも続かない。


■ さて、冗談はこのくらいにして、「記憶」についてなんですが、なぜ「長期記憶」だけでなく、「短期記憶」などがあるのだろう・・・。 全て「長期記憶」だけの仕組みであればいいのに・・・と疑問がありますよね。

「頭が悪い」「記憶力は悪い」。というように、「記憶できないこと(忘れること)」は、「マイナス」のイメージがありますが、実は、これには理由があるようです。

例えば、「メモリーカード」などの「記録媒体」を考えると、これには「容量」があります。
「データ」を保存していくと、いずれ「いっぱい」になり、それ以上は保存できません

要するに、「全て」「保存・記録」してしまうと、「脳」も同じで、記憶する場所がなくなってしまう。 それ以上「記憶」できなくなるわけです。 そのために、「重要度の低い情報」「すぐ忘れて」「容量」「空けておく」わけです。

「忘れる」ということは、「記憶容量の確保」のための、「データの削除」にあたるわけで、必要不可欠なことだったわけです。 そう考えると、「頭が悪い」「記憶力は悪い」。というように、「記憶できないこと(忘れること)」は、必要不可欠で「自然」なことなんですね。。。 とはいうものの、やっぱり「記憶力」が欲しいわけです。


「長期記憶」とは、脳で、「神経細胞(回路)」が形成されることによるらしいですが、そう考えると、「長期記憶」するためには、「長期」の「反復」練習が必要なんだろうな〜と思います。

2年ほど前に、「骨折」しまして、医者通い・・・「全治3ヶ月」でした。。。 
骨折すると、その隙間に、骨の細胞みたいなものが徐々に成長していき繋がります。

骨1本。「3ヶ月」もかかるわけですから、「記憶」する「神経細胞(回路)」「3ヶ月」はかかる「長期間」かかる。 何度も反復練習。 復習を繰り返す継続する必要があるのだろう・・・と察するわけです。

そうすると、「長い間、練習」するのは、苦ではあるけれど、まぁ、「当たり前」の事なんだなぁ・・・
と思うのでした。。。  

ということで、毎日、「練習」をしたら「神経細胞(回路)」が、今日も少しは形成されたんだろうなぁ〜 と思うとはげみになりますよね。。。 ^^





2-6。 「短期・記憶」

「短期・記憶(ワーキングメモリ)」は、「7±2の法則(容量)」により、一度に対処できない。
要するに、「短期・記憶」は、「5〜9個」程度の文字や数字しか、一度に記憶できない。

そのため、膨大な情報を記憶する際には、いくつかの「短い断片」に「分割」(チャンク化)して、記憶し、それをつなげる「組み立て」を行うことで記憶。 とある。

要するに、「電話番号」のように、●●●▲▲▲▲■■■■の「11個」の数字では覚えられないが、
●●●-▲▲▲▲-■■■■ のように、「3個」-「4個」-「4個」断片化し、繋げた(組合せ)場合は覚えられる。ということである。

まとめると、「4個」程度なら、だれでも覚えられるが、「5個以上」だと、人により差異はあるが、「5〜9個」程度まで限度。ということです。


■ この記述を見るとなるほどと思った。

「音(聴音)」を覚える場合、「ドレミファソラシ(ド)」「7音(8音)」であるが、確かに
「4音」程度
までは、それほど難しくない。 

「5音」程度になると、大体分かる「正解率」少し・落ちてくる。 さらに、
「6音・以上」程度になると、急激に分からなくなり、「正解率」ガタ・落ちである

これは、「短期・記憶」容量(7±2)の所為だったんですね。。。 
自分だけ頭が悪いんだと思ってたよ・・・ 笑

個人差はあるにせよ、「音」「7音(8音)」は、「短期・メモリー」容量不足で、多くの人では「無理(難しい)」ということなんでしょう。


■ では、どうしたらいいいのか?

問題は、「短期・記憶」の方法を改善すれば、「長期・記憶」できる。 
わけですから、上記のように、なんらかな工夫をすればよいのでしょう。 すなわち、
いくつかの「短い断片」「分割」(チャンク化)
するということです。

「ドレミファソラシ(ド)」「7音(8音)」を、例えば、「4個」「4個」断片化分割、それぞれを練習する。

例えば、
「ドレミファ」「4個」のグループで練習する。
「ド・ソラシ(ド)」「4(5)個」のグループで練習する。

例えば、上記だと、「ドレミファソラシ(ド)」「7音(8音)」混在しないので、組合せを変え
「ドミソシ」「4個」のグループで練習する。
「ド・レファラ(ド)」「4(5)個」のグループで練習する。

などのように、「4音(5音)」程度の少数のグループにして練習する。





2-7。 「音色」と「音程(音高)」

余談ではありますが、音の分類・区別は、「音の高さ(音高)」でするわけですが、その際、どちらの音が「高い」「低い」かすらわからないときがあります。

その理由の一つは、「音色」の違いに惑わされてしまうからだと思います。
「音高」だけで、比較・区別しようと思っているのに、「音色」も違うため、「太い(鈍い)音色」「細い(鋭い)音色」のように変化するので、これにも注視する必要があると思います。

「音色」の違いは、「音高」の変化と共に「倍音」も変化するので、どうしても生じるわけですから、「楽器の違い」「音色の違い」にも同時に「慣れる」ようにしましょう。






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