♪潮風のエチュード
講座 |
]T |
講座No |
ファイル名 |
内容 |
□ | 第1回 | ]T-1 | jp-111 | 「その他」@ (Am調) |
□ | 第2回 | ]T-2 | jp-112 | 「その他」A |
■ | 第3回 | ]T-3 | jp-113 | 「その他」B |
]T-3 | |
「その他」B |
「その他」です。 「記憶」についてです。 |
■ 先の「ラベリング」で、「位置・場所」をイメージして練習する。 と書きましたが、 それ用の「用紙(CE1)」pdfを用意しました。 もちろん、この用紙を使わなくても、「五線紙」や「白紙の用紙」で簡便にメモする程度の練習でもよいでしょう。 ■ 使用例は、「○」をするか、「ドレミ」等と記入してもいいでしょう。 「空(頭の中)」でイメージするより、明確な練習ができますので、面倒でも「紙」に書いてやってみてください。 このように、「用紙」練習をすると、「位置・場所」を明確に「設定」できますし、あやふやなところが記録されますから、「2度・3度・・・」、繰り返し聴音をし、できる限り「採譜」を修正しながら、精度を上げてみましょう。 やはり、「空」でやる練習は、練習しているようで練習になっていないように思います。 「出来ない部分」。「分からない部分」を、ただ「できなかった」。「わからなかった」で、「やりっぱなし」では、何度、練習しても大して練習にはならないでしょう。 「テスト」の勉強も、問題集を解いて、「出来なかった」。「分からなかった」で、そのまま「やりっぱなし」では、結局、また、同じ問題はできません。 すなわち、できるだけ、同じ曲を、「出来るまで」がんばる。「分かるまで」、何度も聴いて確認する。ことが大切です。 |
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■ 「1回」で「100%」聴音できなくても、「数回」聴音をして、徐々に、「修正・確認」しながらやるのも、なかなかよい練習になりますのでおすすめです。。。 |
■ 「視唱・聴音」練習で、「音源」を聴きながら練習しても、「音」が鳴ると同時に、「音符」を読んでも、「追従」しているだけで、「答え」を聴きながら練習するようなものになってしまうので、練習している手ごたえがありません。 ということで、「音源」を聴きながら練習する場合は、各々の「音が鳴る直前」に「音」をイメージしてみましょう。 例えば 「ド」の楽譜の音が「鳴る直前」に、「ド」をイメージする。 「ファ」の楽譜の音が「鳴る直前」に、「ファ」をイメージする。 「レ」の楽譜の音が「鳴る直前」に、「レ」をイメージする。 「ソ」の楽譜の音が「鳴る直前」に、「ソ」をイメージする。 ・・・・・ そうすると、結局、各々「イメージした直後」に、「音源という正解」が鳴ることになるので、「イメージ」した音と「一致」したかどうか判断できます。 あっ、「当たった」。 あっ、「ハズレた」・・・。 みたいになりますね。。。 タイミングを取るのがちょっと大変ですが、ゆっくりな音源なら、少し、意識して練習すればタイミングよく練習できるようになるかと思います。 |
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■ ちなみに、この場合「音源」の音色は、「ストリングス(st)」系の持続音より、「ピアノやハープ」のような減衰音系のほうが、前の音が残らず練習しやすいでしょう。 |
■ 「聴音」練習で、「効率良く」練習するには、「楽器」を利用するとよいです。 「音源」と「聴音」が、「一致(当たり)・不一致(はずれ)」しているか、確認するには「楽譜」を確認する必要がありますが、どの場所か探すのも大変ですし、また、「楽譜」を見ると、これから鳴る音を、楽譜上でつい先の方も見えてしまい、正解がわかってしまうこともあります。 ということで、「楽器」を利用してみましょう。 楽器はなんでもよいと思いますが、「鍵盤(ピアノ・キーボート)」楽器が便利かと思います。 音源が、「一音ずつ鳴る度」に、「対応」すると思われる「鍵盤」を押してみましょう。 音が鳴りますから、すぐ、「正解・不正解」は耳でわかりますし、忙しいですが不正解の場合は正解の音も手探りで探し確認できます。 また、「音」と「位置(場所)」関係を、「同期・関連付け(リンク)」する練習が、より「リアル」にできます。 |
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■ また、「音」という「形の無い」ものを記憶するためには、「ラベリング」で「ド」。「レ」。「ミ」と、「デジタル」的に聴音練習するのとは別に、 ギターの「弦」や、トロンボーンの管の一部を伸縮・スライドして音高が変わるように、「長さ(距離)」により「音程」が変わるので、視覚的に、すなわち「アナログ」的に、「長さ(距離)」として、また、相対的に記憶付けするのは、よい練習になると思います。 |
■ 「ソルフェージュ」(楽譜を読む基礎訓練)において、「コールユーブンゲン」や「コンコーネ」などがありますが、「視唱(読譜)」や「聴音」練習も、上記関係を参考に練習してみましょう。 |