♪潮風のエチュード
講座 |
U |
講座No |
ファイル名 |
内容 |
□ | 第1回 | U-1 | jp-21 | 「転調・入門」@ |
□ | 第2回 | U-2 | jp-22 | 「転調・入門」A 「転調」のページ・一覧表 |
■ | 第3回 | U-3 | jp-23 | 「耳コピ」(前置き) |
□ | 第4回 | U-4 | jp-24 | 「耳コピ・入門」@ (メロディー) |
□ | 第5回 | U-5 | jp-25 | 「耳コピ・入門」A (バス/ベース) |
□ | 第6回 | U-6 | jp-26 | 「耳コピ・入門」B (コード)1 |
□ | 第7回 | U-7 | jp-27 | 「耳コピ・入門」C (コード)2 |
□ | 第8回 | U-8 | jp-28 | 「耳コピ・入門」D (コード)3 |
□ | 第9回 | U-9 | jp-29 | 「耳コピ・入門」E (合奏) |
U-3 | |
「耳コピ」(前置き) |
雑談です。。。 |
■ 「理論」も大切なのですが、実は「耳コピ」などの方が、もっと大切のようなのでネット検索しながら読んでみました。 「耳コピ」は苦手なので滅多にやらないし、作曲するときは「同じジャンル」の曲の繰り返しなら慣れもあって「作曲ソフト」になんとなく打ち込んでると、自動でできてしまうし・・・ 笑 「耳コピ」ってしないのですが、「新しいジャンル」もやってみよう!! とすると、「楽譜」もないので「耳コピ」でもするか・・・ と思ったり、なんか全然それっぽくならないなぁ・・・ なんていうことがあり、さぁどうしよう・・・と悩んでいると、「耳コピのすすめ」とかの記事があったので、藁にもすがる気分で読んでみました。 「耳コピ」は、「楽譜」の代わりに、「採譜・聴音・コピー」することですが、そうすると、単に、「楽譜」が先にあるか無いか程度の違いのような気もするので、要は、「音→楽譜」にする機械的作業だけのように感じ、ただ「面倒」くさい作業でやる気も薄れます。 しかし、「耳コピ」は、「楽譜を→演奏する」といったただの「コピー」とは違うようです。 「音を探る」だけでなく、「感覚(音感)」のレベルが上がると思います。 同じ「曲」を、仮に「楽譜」があり、楽譜をみて「演奏するなり、作曲ソフト」に打ち込むなりしても、「右から左へ」の流れ作業のようで、なんにも「手ごたえ」といいますか、「充実感」がありません。 それに対し、「耳コピ」をすると、確かに、「音を拾い、楽譜にする」作業をするのだけれど、「それ以上」のなにか「充実感」や「得る物」があるように思います。 とはいうものの、その音が拾えないので・・・ 泣 ついつい、「面倒」が先に立ち、億劫になってしまうんですよね・・・ ということで、「レベルアップ」のためにも、今後はがんばって「耳コピ」しようと思います。。。 サイトにも、「音楽力」をアップする・・・耳コピってあるし・・・ |
■ 「耳コピ」(ネット・関係)を検索すると、下記のようなサイトがありましたので読んでみました。 ■ 「耳コピ」(YouTube・関係) ・「音楽力をアップする 耳コピのすゝめ 」(島村楽器公式ブログ) ・「耳コピのコツ」(ギター初心者でもTAB譜でわかるギター速弾き練習帳) ・「耳コピでグングン巧くなれる!」(エレキギター博士) ・「耳コピのコツ:音を採譜するための具体的な手順とやり方」(どらみみコピー) |
■ 「耳コピ」を検索していたら、「バイオリンの調弦」がありました。 そういえば、「調弦」も「耳コピ」とは関連深いものだと思い、ちょっと、書いてみます。 「バイオリンの調弦」は、もちろん、昨今は「チューナー」で合わせるのが当たり前でしょうが、 レッスン先ではさすがに先生の前でそれをやるわけにもいかず・・・ 笑 じゃあ、どうやってするか? 知らない方も多いと思いますので、お話ししますと、「5度調弦」(バイオリン上達.com)です。 簡単にいいますと、まず、@。「第2弦(A線)」を、チューナーや音叉で、「基準音(ラ)」に合わせたら、 A。「第2弦(A線)」と「第3弦(D線)」の「開放弦」を、「同時」に弾いて合せる。 B。「第3弦(D線)」と「第4弦(G線)」の「開放弦」を、「同時」に弾いて合せる。 C。「第2弦(A線)」と「第1弦(E線)」の「開放弦」を、「同時」に弾いて合せる。 要するに、「隣同士(5度)」の「開放弦」で合わせるわけです。 例えば、A。「第2弦(A線)」と「第3弦(D線)」の「開放弦」を、「同時」に弾いて合せる場合は 「ラ(A)」と「レ(D)」で「合せる」ということです。 え・・・??? そんなんできるの? だって、「違う音」だよ。。。 orz そうなんです。 「できません」。 ^^ ちなみに、「ギター」だと、「ハーモニクス」でやるのが一般的かと思いますが、あれだと確か「同じ音」が鳴るので、「うなり」が「鮮明」に聴き取れるので、初心者でも理解できるかと思うのですが、「バイオリン」の場合は、「5度(音程)」間ということと、バイオリンの音色が「ノコギリ音」の所為か、わかり辛いですね。。。 確かに、バイオリンでも「うなり」が確認できる場合もあるのですが、もう一つ、確認するポイントとしては 「すっきり感(合う)」と「濁り感(ずれ)」の違いとでもいいましょうか、 「5度(音程)」間が合うと「シンプルな響き」になり、「ズレ」ていますと 「ザワワ感・モヤモヤ感(濁り)」がありますね。 なので、バイオリンの調弦はかなり難しいですよね。 ■ 「バイオリンの調弦のクイズ」です 「バイオリンの調弦のクイズ」がありましたのでやってみました。。。 案の定、びっ・・・微妙・・・です。 ^^ さすがに、一度聴いただけでは難しいでしょうが、次第に違いは分かるようになるでしょう。 特に、「うなり」ではなく、「和音(重音)」の「すっきり感」。「シンプルな響き」に注目したほうが簡単のように思います。 ■ 「サイレント・バイオリン」という「電気(電子)バイオリン」がありまして、要するに、 「エレキ」のバイオリン版ですが、楽器は練習の騒音対策が必要なので、難しいですよね。 私は、ヤマハではないのですが、「アンプ」を切っても、「完全・無音」ではなく、「ボーイング(運弓)」をフルにすると、それなりの「弦・自体」の音はでますから、さすがに、夜は気になりますね・・・ ということで、「耳コピ」に関連して、「思い出」になってしまった「バイオリン」の「調弦」について書いてみました。 ^^ |
■ 「歌う」(または、頭の中で)ことは、「耳コピ」したということで、なるほど、確かに言われてみるとそうかもしれませんね。 「歌」を歌うときは、「ピアノ」や「周りの人」のメロを「聴いて」から、歌います。 「楽譜」を見てもわからないので、大抵の人は、そうなんじゃないでしょうか。 そうすると、「バイオリン」も同じですね。 「バイオリン」の場合、「ピアノの鍵盤」や「ギターのフレット」に相当する、「視覚」的な目印がありません。 「バイオリン」は、「フレット」がないので、指板がのっぺら棒のため、最初は戸惑います。 ただ、「架空(仮想)」の「フレット」をイメージすれば、「ギター」のように「半音」で音は並んでいるわけなので、まぁ、多少、戸惑いも薄れますが、それでも、「正確」な音をとるのは、練習が必要です。 話しを戻し、 ということは、「誰でも」歌うことはできるので、「耳コピ」はできる。ということです。 しかし、実際には、「できない」人がいるかと思いますが、なぜでしょう。 それは、「意識(やる気)」の問題。度合いのような気がします。 「能力」があっても、「やる気」がないと、結果、「できない」。 ということがあります。 例えば、「校歌」が歌えなかった。まったく覚えていない自分。 これは「能力」がないのではなく、歌う「気がなかった」。 歌おうとする「意識(やる気)」がなかったからです。 笑 「作曲」も同じですね。。。 「作曲」ができなかった頃の自分は、「能力」がなかったからではなく、「作曲」なんて自分にはできるわけがない。 という「否定的」な意識でした。 しかし、「作曲」をやってみよう!! と「作曲本」を買ってやってみたら・・・ 一週間もかからず、作曲が「できる」ようになりました。 まさか、「一週間」で「作曲の能力」が身に付いたわけではないでしょう。 すなわち、「能力」はあったけれど、「意識(肯定的)」がなかったからでしょうね。 同じように、「耳コピ」も、「意識(やる気)」の問題。度合いのような気がします。 「耳コピ」がうまくできないのは、「能力」もそれなりにあるでしょうが、それよりも、「面倒」だという「マイナス」の意識が働き、「実行しない」。 「練習しない」所為でしょう。 なので、「とにかくやる」。 「繰り返す」ことは、当たり前のことであるけれども、「面倒・苦手」意識に負けてやらなず終い・・・が落ち。 ということで、これからは「がんばりたい」と思う次第であります。。。 ^^ |
■ 「耳コピ」のコツとして、「音(音名)」と「リズム」を分ける。 とありました。 確かに、「2つ」の要素を同時に聴きとるのは、ゆっくりならできますが、速くてリズムに変化がある場合は難しいです。 なので、まずは「リズム」を聴き採る。 その後に「音名」を採るですね。 これは、「耳コピ」に限らないわけで、作曲していても、「主旋律」と「対旋律」を「同時」に考えたり、音を採ったりしない・・・ですよね。 「主旋律」と「対旋律」を、細かく、行ったり来たりして、常に、「片一方」に意識を集中しています。 「同時」に「両方」を同じ程度に意識することは、できないですよね。。。 漠然とならともかく・・・ ということで、「耳コピ」のコツとして、 ・「音(音名)」と「リズム」を分ける。 ・まずは「リズム」を聴き採る。 その後に「音名」を採る。 ■ @「とにかくやる(行動する)」→A「間違い」→B「修正」→「(@)繰り返し」 これは、重要ですね。 「満足な結果」を求めるあまりに、ついつい、「無理」。まだ「不十分」な段階だからと結論を出してしまい、結局、「1000歩」の道も、「1歩」も歩き終い。 なんてことはよくあります。 しかし、「一気」に完成させることなんて、そのほうが無理なのに、なぜか、「一気」にできる機会を待っています。 だけれども、それは「幻想」で、やっぱり、「遠回り」のようだけれど、地道に、@「とにかくやる(行動する)」→A「間違い」→B「修正」→「(@)繰り返し」。 が結局、ベストの選択なんでしょうね。 ということで、「近道」。「一気に手早く簡単」にやろうと、「考え」ていても、時間だけが過ぎていき、結局は、遠回り。 「思い立ったが吉日」とはよくいったもので、「実行(とりあえずやる)」に移したほうが「近道」なんでしょうね。 ■ HP(ホームページ)を作っていると、その通りだと実感します。 @「とにかくやる(行動する)」→A「間違い」→B「修正」→「(@)繰り返し」 「とにかく書く(試行錯誤し試作する)」→「間違い。修正」の繰り返しです。 同じページも、何十回と、繰り返しているわけです。 確かに、「とりあえず」試作すれば、「間違いの修正」や、「追加修正」箇所が、不思議と追従して見えてくるものです。 そういえば、「マーフィーの法則」に、「どうしようか」という「迷い」に囚われ、結局、「挫折」するような文言があったけれど、まさに、同じで、@「とりあえず(実行・行動)」やってみると、意外に「手段・方法」は見えてきて、目的地(課題)に進むものである。 |
■ そういえば、「耳コピのコツ:音を採譜するための具体的な手順とやり方」(どらみみコピー) このサイトを見ていたら、「音感トレーニング本」の広告があったのですが、あれ? どっかで見たな・・・ と部屋の隅を探したら、「あった・・・」 ^^ そうなんです。 買ったんです。 だけど、本を開いた瞬間、「こりゃ、無理だわ・・・」と、付属のCDも封されたままで聴いてもいなかったほど、それっきり・・・だったことを思い出しました。 2012年 発行 なので、2017年現在とすると、「5年前」に買ったようです。 「買う」ところまでは「行動」できたが、それ以降の「行動」ができなかったわけです。 ■ そんなわけで、「音感トレーニング本」の「再・チャレンジ」をしたいと思い、早速、読んでみました。 まず、感想は、やっぱり「大変」です。。。 ^^ 単に、「音当てゲーム」のようなものだと思っていましたが、そもそも、それ自体が間違いだとわかりました。 やはり、「学び方・やり方」は重要で、それが間違っていれば無理なわけで、この本では、「音程」を始め「楽典」のような「基礎理論」の知識の重要性を説いています。 もちろん、「楽典」のような「基礎理論」の知識はあります。 しかし、「知識」と「音感」を「一致」させようとしなければ効果がありません。 そのためには、「意識」と「練習」でしょう。 また、その「意識」は「なにを」にあたる「対象」すなわち、「目的(目標)」がなければ、がんばりようもありません。 ということで概要としては、そういうことが大切のようです。 具体的な「練習内容」は、本書(書物)をご覧ください。。。 ■ 内容には、「本気」でやる。 ということが書かれていました。 そうなんです。 この書の内容は、味気ない「楽典」の内容であり、さらに「音程」に特化しています。 どんな修業も、「下積み(楽典)」の内容は「味気ない」ものです。 私も「楽典」なんて、上辺だけページをパラパラした程度で読みたくなかったです・・・ ^^ ところで、先の「知識」と「音感」を「一致」させようとするための「意識」と「訓練」が加わると、とんでもなく、大変ですね。。。 それでも、「地道」にやればできるようになる・・・らしいので、「再・チャレンジ」したいと思いますが、そういえば、今の心境としては、「和声法(学)」の「転調」と「対位法」の「フーガ」を理解しよう・・・と努力したとき以上です。 「転調」も、理解・習得には、大変な努力をしましたし、「フーガ」も結局は「転調」の絡みがネックで何度も「挫折」しかけましたが、それ以上に、この「音感トレーニング」はキツイですね。。。 精神的に。 「難しい」からというのではなく、むしろその逆で、 「単純」な繰り返しののほうが、「味気なく(-)」、「気持ち(やる気・モチベーション)が乗らない・・・」わけです。 なんでも、「下積み」はつまらないものです。 それは、その「価値・意味」がわからないので、「目的」。「価値・意味」が、多少、自分なりに分かってくると、「楽しく(+)」感じられ、「継続」できるようになるでしょう。 たかが「カデンツ」という「基礎」が、「転調」や「フーガ」を解くカギだと「気付く」までに、相当の努力を用しましたが、ちょっとした事(意味・価値)。 「カギ」が掴めればしめたものです・・・ そういえば、「文学(文学の散歩道)」も、「活字の羅列」に見えるとただの「苦痛(-)」です。 「本、離れ」。「本、嫌い」も、そのためでしょう。 私もそうでした。 しかし、「主題」。 すなわち、「作者 の主張」が、「物語」というベールの下あることを知ってからは、断然、「文学(小説)」に興味が湧き、「大好き(+)」になりました。 これも、「意味・価値(+)」がわかったからです。。。 ということで、「音感トレーニング本」も、多少でも、「意味・価値」が実感できるようになれば、「継続」でき「大好き」になるかもしれませんね。。。 たぶん ■ 【備考】。「音感トレーニング本」の(初版、2刷、3刷)に、多くの誤りがあるそうで、出版社のこちらに「訂正」内容があります。 「古い出版」の場合は、確認してみましょう。 ちなみに、私のも「初版(第1版)」で、「古い」ので確認したところ、「訂正・済」のようでした。 |
■ 「レビュー」欄 ・「レビュー」欄を読むと、かなりの「良書」のようですね。 「内容」が濃い。 「レベル」が高いので、それに対応できない人からすると、「批判(低・評価)」的なレビューになるわけですが、私的には、「高・評価」です。 もちろん、まだ、読み始めたばかりですが、「理論好き」で、そこそこ理論は周知しているつもりの私ですら、「キツイ」と感じるわけですから、一般的には「理論」を学んでいる人は「少数派」でしょうから、多くの方は「相当・キツイ」と感じてしまうと思います。 まぁ、なんでも、「理論」なんて最初は「キツイ」ものですよね。 右も左もわからない状態ですから、「ポイント」を掴めないため、「説明文」も最初から最後まで一定の意識で読んでしまいますが、それだと疲れますし、覚え、理解することもできません。 やはり、何度も読み返しているうちに、「ポイント」が見えてくれば、必要性の低いところは読み飛ばせます。 ■ 「長所も短所」。「短所も長所」だと、つくづく感じます。 「レビュー」には、「高・評価(肯定的)」と「低・評価(批判的)」があります。 これは、「両立」しないものだと、講座を書いていると実感します。 要するに、「簡単」に説明しようとすれば、「説明」は「短く・シンプル」になります。 確かに、「一見」すると、読みやすく、「短時間」で「一読」できるでしょう。 しかし、「説明」が短すぎれば、「説明しない」のとほぼ同じようなものです。 極端にいえば、「説明しない」で、「説明する」ことはできません。 「説明」が必要だからこそ、「詳しく説明」するわけですから、「多く」なるのは当然です。 しかし、それは同時に、「長文」になります。 ということで、「理論書・講座」を書くのは、なかなか難しいですね。 せっかく、「詳しく、丁寧」に説明しようといろいろ書いているのに、そうすると「長文」になり「読みづらい」となればどうしたらいいものやら・・・と悩んだことがありますが、今では、その「中間」といいますか、「それなりに」説明し、「中」くらいの長さの文章になるように努めています。 なので、なんども「添削」して、「長文」になりすぎたな・・・というところは「少し短く」したりして調整しています。 ということで、そういう観点からこの「音感トレーニング」の書は、かなり「分厚く」、「長文」ではありますが、それは「詳しく、丁寧」に説明してくれているためだということがわかりますので、読むのは「大変」ですが、「ありがたい」の一言ですね。 そもそも、「音楽理論」なり、「作曲」なり、それなりにマスターするには、「5年・10年」かかります。 「楽器」だってそうでしょう。 「10年・20年」やっても「弾けない」んですから・・・ (自分のこと・笑) そう考えると、「分厚い書」を読むのは、「あっという間」ですね。 |