文学の散歩道 @A

作曲の小話集 3
  
作曲 「初級(応用)」〜「中級」(上級・入門)
  
■ A 「部分・転調」(初級・応用)  「全終止」による「部分・転調」 「C調」→「F調」→「C調」(復調)
■ B 「部分・転調」(初級・応用)  「ピボット」による「部分・転調」 「C調」→「G調」(復帰なし)
■ C 「部分・転調」(中級)
■ D 「4リズム」に、「副旋律」「対旋律」関係を追加。(初級・応用)
■ E 「コード先・作曲」(バス・課題)。(中級)
■ F 「和声法」について。(中級)
■ G 「対位法」について。(上級・入門)




   ■ 「まえがき」

     ・このページでは、「部分・転調」の「中級」などの例をやってみます。その前に「予備・準備」学習として、

       「全終止」による「部分・転調」(初級・応用)
       「ピボット」による「部分・転調」(初級・応用) もやってみました。

     ・また、「初級(応用)」程度の、「4リズム」に「副旋律」「対旋律」関係を、追加することをやってみました。





   ■ A 「全終止」による「部分・転調」(初級・応用)

     ・「中級」程度の激しい「部分・転調」をやる「前」の、前段階としての「予備」学習です。

     ・ここでは、「全終止」による「部分・転調」(初級・応用)をやってみます。
     ちなみに、「C調」→「F調」→「C調」(復調)


     


      


    


    


    


    


    ◆ 今回は、「部分・転調」(中級)をやる前の、基礎を復習がてら、やってみました。
     簡単な「全終止」による「部分・転調」(初級・応用)であり、「C調」→「F調」→「C調」(復調) です。

     最も簡単な部類の「部分・転調」ですので、しっかり理解習得しておきましょう。





   ■ B 「ピボット」による「部分・転調」(初級・応用)

     ・「中級」程度の激しい「部分・転調」をやる「前」の、前段階としての「予備」学習です。

     ・ここでは、「ピボット」による「部分・転調」(初級・応用)をやってみます。
     ちなみに、「C調」→「G調」(復帰なし)


     

     



    ◆ 今回は、「部分・転調」(中級)をやる前の、基礎を復習がてら、やってみました。
      簡単な「ピボット」による「部分・転調」(初級・応用)であり、「C調」→「G調」(復帰なし) です。

      ちなみに、「C調」に復帰してもよい。 また、「復調」のやり方は、転調時と同じなので割愛。
      「復調」のやり方は、「クラス3」のページでもやっているので、必要でしたら参照してください。

      最も簡単な部類の「部分・転調」ですので、しっかり理解習得しておきましょう。


    ◆ 「ピボット・転調」とは。

     ・「ピボット・転調」の技法の原理です。 復習になりますが、知らない方もおられると思いますので、
     簡単に説明しておきます。

     「ピボット・転調」とは、「転調元(C調)」と「転調先(G調)」の持つ、「共通」の「ダイアトニック・コード」を
     介して、そこで「転調」する方法です。

     要するに、今回は、「G」のコードが両方の調にありますので、「G」を利用して「転調」します。
     ちなみに、転調する場所は、今回は「4小節め」でしたが、他の場所でもいいです。

     また、細かくいいますと、「G」と「G7」のように、微妙に違います。 特に、気になる場合は「トライアド」の
     「3和音」系の「G」で使えば、通常は、気にならないです。





   ■ C 「部分・転調」(中級)

     ・「中級」程度の激しい「部分・転調」をやってみたいと思います。

     ・ここでは、「部分・転調」を特訓するため、好き嫌いなく、どの調性にも転調できるようにやってみます。
     ちなみに、「近親調」のみです。(同主短調を含む)


    ◆ 課題・習作。 「部分・転調」の作曲を「実施」しなさい。 (下記の課題内容で)

       ・「2部・形式」 (Aメロ・8小節)。(Bメロ・8小節)    ・「C調」主調
       ・「Dm調」。「Em調」。「F調」。「G調」。「Am調」。「Cm調」。の調性に部分転調
       ・部分転調の調性の「順」。「区間」。「技法」。「復帰(復調)」、その他。「任意(自由)」

     例として、下記の順に「転調」しました。 「コード」は、解説用にシンプルな基本形です。


    ◆ まず、「Aメロ」部です。

    




    ◆ 「第3フレーズ(第5〜6小節)」で、「6小節め」を「不完全・終止」する場合の補足。

   


    ◆ 「Bメロ」部です。

  


    ◆ 「考察」

     ・今回は、「部分・転調」の習熟度を上げるため、できるだけ激しく「部分・転調」しました。
     「部分・転調」と一口にいいましても、なかなか大変なものです。 ここでは、「全終止・転調」と
     「ピボット・転調」。それと、「変位」による連結を使い、「部分・転調」を試みました。

     「ピボット・転調」した関係は、よろしいでしょうか。 「ピボット・コード」を、「共通の軸」として、「転調」を
     計ります。 この際、「カデンツ」を必ず、確認してください。 すなわち、「転調」するわけですから、
     「転調先」の「調性」になっていることを、しっかり意識しておきませんと、ここで、まず、大方の人はつまず
     きます。

     要するに、「部分・転調」したにもかかわらず、「転調元」の「調性」の意識のままでいるケースが多分に
     見受けられます。 たぶん、そういうミスが「部分・転調」のできない一番の理由だと思われます。

     そのことは、「全終止・転調」による場合でも、まったく同じことが言えます。 ですので、とにかく丁寧に
     「カデンツ」を確認し、「理論的」にやってみましょう。


    ◆ 次に、「全終止・転調」関係による「部分・転調」ですが、主に「不完全終止・転調」です。
     また、「全終止・転調」は、ご覧の通り、通常「フレーズ」の区切りを目安に行います。
     もちろん、今回の習作では、「4分音符」系の楽曲ですのでそうなのですが、もっと細かな「8分音符」系
     の楽曲にするのであれば、当然、「カデンツ」も細かくなりますので、「フレーズ」の途中でもありましょう。


    ◆ 「変位」による連結は、理解しにくいかもしれません。 これも、「変位」とは、「結果論」です。
     「部分・転調」の母体は、「カデンツ」であり、その「カデンツ」間をうまく繋ぐための一技法です。

     「変位」の「半音」による「コード連結」は、「連結力」が高く、いわば、「接着剤」のようなものです。
     「半音進行」の性質を、「コード」に応用したわけです。

     また、この辺は、「和声法」の学習をおすすめします。
     「和音(コード)」の連結をする場合は、「垂直軸」の視点だけでは、掴みにくく、「水平軸(横軸)」を
     つなぐ意識。 すなわち、「4声体」の流れを追うことにより、簡単に理解できます。

     ざっと、考察しました。 今回のような激しい「部分・転調」だけに限らず、実際に習作した場合、うまく
     いかないのは、記した通りですので、もう一度、「入門。初級」を丁寧に復習確認してください。

     「部分・転調」は、「部分・転調」のテクニック「だけ」で、できるものではありません。
     「入門。初級」で学習した内容を、「総動員」する。というのが「カギ」です。

     しかし、ここで、つまづく方の「問題点」を探ってみますと、「ここで新規に習った知識」だけでやろうとして
     しまい、「入門。初級」で習った学習ポイントを、「忘れて」しまっている。 「無頓着」でいるからです。

     ですので、とにかく、うまくできない方は、「カデンツ」と「フレーズ」の関係を思いだしてください。
     入門者に戻ったつもりで、「メロ」とは、「楽節」内では、どのような「フレーズ感」であったか、すなわち、
     「カデンツ」と照合をし復習してみてください。 そうしますと、自ずと答えは見えてきます。


    ◆ 「このページ」での説明は、「初級(応用)」〜「中級」者を対象にしていますので、「基礎的」な
     「説明。用語」は、煩雑。冗長になり、余計。蛇足ですので、「割愛」させていただきます。





   ■ D 「4リズム」に、「副旋律」「対旋律」関係を追加。(初級・応用)

    ◆ 「4リズム」の段階の譜例

     ・「副旋律」「対旋律」を、「追加」する楽譜の「前」に、
     まず、「クラス2」でやりました、「4リズム」の楽譜です。 よりまして、解説は割愛いたします。

    


    ◆ 「4リズム」に、「副旋律」「対旋律」関係のパートを、「追加」した譜例。

     ・次に、「副旋律」「対旋律」関係のパートを、2パート「追加」します。 

     「追加1」。「追加2」が、そうです。 これは、どちらが「副旋律」。「対旋律」ということではありません。
     混合内容です。 ですので、「メロ」と「追加1」。「メロ」と「追加2」。「追加1」と「追加2」との「3組み」間
     の関係を意識して書きましょう。 例えば、


     ・「5小節め」の、「追加1」と「追加2」では、「3度」の「ハモリ」です。
     ・「6小節め」の、「追加1」と「追加2」も、「3度」の「ハモリ」です。 しかし、注意したいところがあります。
     2拍めの「ファ」と「ド」の関係ですが、「4度」に修正されています。 これは、「コード」の影響です。
     ・「7。8小節め」、の「追加1」と「追加2」では、「対旋律」系です。


     ・もちろん、「メロ」と「追加1」。「メロ」と「追加2」の関係でも、「副旋律」「対旋律」の関係要素が
     あります。

    

     ・このように、「副旋律」「対旋律」関係の「追加パート」を書き足しますと、「4リズム」により一層の表現
     が加わり、華やかになります。

     ちなみに、実際に演奏する「追加パート」の数は、任意です。 曲中で、常に「2パート」演奏させる必要
     はありません。
     「1パート」だけ奏する場面があってもいいです。それは「好み」で判断するしかありません。

     ということで、「4リズム」に、簡単な「副旋律」「対旋律」関係のパートを、「追加」しました。
     「副旋律」「対旋律」を書けるようになりますと、「シンプル」な伴奏であっても、大変、魅力的な編曲と
     なります。


    ◆ 「備考」

     ・余談ですがこの楽曲は、「イントロ(1〜4小節め)」。「Aメロ(5小節め〜)」で、上の楽譜は「Aメロ」部分
     の「前半」までです。

     また、「7小節め」より、「ピボット」により、「C調」から「平行調」の「Am調」へ「部分・転調」させています。
     そして、「C調」に途中「復帰」させています(楽譜は、ここには表記されてない)。
     そういうわけで「8小節め」のコードは、「Em」ですね。 大抵、「E7」でしょうが、今回は「Em」が合いそう
     でした。





   ■ E 「コード先・作曲」(バス・課題)。(中級)    (ただし、「バス提示」と「コード判定」まで)

    ◆ 「コード先・作曲」(バス・課題)

     ・作曲の方法には、大別して、「メロ先・作曲」と「コード先・作曲」がありました。
     ところで、「コード先・作曲」の場合は、まず、「コード進行」が必要なわけですがどうしたらいいでしょうか。

     自分では作れなければ、「コード進行集」や「既存の曲」などから、「コード進行」を利用する方法があり
     ます。 また、「コード進行」を自分で作れる人は、「リハモ」するなり、「理論」を活用するなりして作ること
     でしょう。


     ・では、「他の方法」はないでしょうか? ということで、今回紹介いたします。
     簡単にいえば、「コード先・作曲」と同じ、「コード進行」を考えるわけなんですが、今回の場合は、
     「コード進行」ではなく、単純に「バス」を書く。という方法をご紹介いたします。

     これは、「和声法」では、「バス課題」といいますが、ちょっと違うのは、「バス」は「定旋律」として
     与えられていますが、「当サイト」は「作曲」ですので、「バス」自体、「各自で書く」必要があります。

     この「バス」は、「ソプラノ(メロ)」と、概念は、まったく同じです。 ただ、「メロ」ではなく「バス」という「伴奏」
     の曲感を持って書かれるだけのことですので、慣れれば簡単に書けます。
     では、実際に追ってみましょう。


    ◆ 1。「バスの提示」(「バス」を書く)

     ・「和声法」では、「バス」は提示(用意・準備)されていましたが、「当サイト」では、「作曲」が「目的」
     ですから、「全て、作曲」しますので、「バス」ラインも「自分で書き」ます。

     「ハ長調」の「楽節」です。 「Aメロ」部分の「バス」ラインだと、イメージしてください。
     譜例のように、基本的なものです。

     これは、「8小節」ですから、

        「4小節め」が、「半終止」。
        「8小節め」が、「全終止」。 で結構です。

     それを踏まえて、「バス」ラインを書きます。 あとは、「感覚」です。 「理屈・理論」ではありませんので
     いろいろな曲の「バス」ラインを意識して、「感覚」を掴んで「自分」で書いてみてください。

     ということで、譜例のようなものを、まず自分で書きます。

    


    ◆ 2。「コード判定」(コード付け)

     ・「バス」ラインから、「コード判定」をします。 すなわち、「コード」を付けます。

     ポイントは、先に書いた通り、「1楽節」の「8小節」ですから、
     「4小節め」が、「半終止」。 「8小節め」が、「全終止」。ということです。


     「ハ長調」の「楽節」ですから、
     ・「4小節め」は、「D(ドミナント)」。 「8小節め」は、「T(トニック)」。と仮定できます。 また、

     ・「1小節め」は、当然、「T」です。 さらに、
     ・「7小節め」は、「全終止」で解決させるための「D」でしょう。
     このように、「8小節」中、すでに「4小節」は、目星がつきました。 残りを考えます。

     ・「2小節め」は、「T」。「S(サブ・ドミナント)」。「D」の、全ての選択肢が考えられます。
     「バス」が、「ミ」ですから「C」。「Em」。「Am」が構成音からして考えられます。

     ・「3小節め」は、「4小節め」の「D(ドミナント)」の前ですから、「T」。「S」の選択肢が考えられます。

      「1拍め」の「バス」が、「シ」ですから「G7」とも考えられますが、これでは「D(ドミナント)」です。

     しかし、この「3小節め」を、もっと細かく考えると、「次」の

      「3拍め」は、「ド」ですから、「T」の「C」とすれば
      「1拍め」は、「D(ドミナント)」の「G7」でも、OKとなります。 そして、転回の「G7/B」を充てます。

    

     このように、必ずしも「コード」は、「小節」単位とは限りません。 
     この曲では、曲感として「2拍(半小節)」単位が、よいようですので全体的にそう考えてみましょう。

     そうしますと、「1小節め」も、見直しが必要でしょう。 
     ・「1小節め」「3拍め」は「レ」ですから、マッチするように「D(ドミナント)」の転回の「G/D」を充てます。

     ・「2小節め」も考えてみますと。 

       「1拍め」は、「T」の「Em」。
       「3拍め」は、「T」である、「C」の「転回」の「C/E」を充てます。 

     ・「5小節」以降も「同じ」ように、「2拍(半小節)」単位で模索してください。 (4。8小節めは除く)
     ちなみに、「5小節め」の目安は、「偽終止」であるのは当然です。「T」が目星ということです。

     後は、同じ考え方ですので、説明が煩雑・冗長しますので「割愛」します。 


    ◆ また、「余談」ではありますが、上記のように、「バス」ラインだけから、「コード進行」にするわけですが、
     当然、「楽譜」の「見える」部分だけでは、処理できません。

     十分な理論の知識の積み重ねがあってこそ、「見えない」部分を頭の中で、「補てん」しているからこそ
     「バス」ラインだけから、「コード進行」にできるわけですから、「クラス1〜3」のレッスンを全て「総動員」し
     てください。

     いわば、今回の小話の「バス課題」は、「総合試験」のようなものです。 ちなみに、
     「バス課題」は、「中級レベル」ですので、難しい感じはあると思います。


    ◆ そうしますと、「コード進行」は、このようになります。

     「C・G/D」-「Em・C/E」-「G7/B・C」-「G」-「C・Em」-「F・Dm/F」-「C/G・G7」-「C」
     「1小節め」-「2小節め」-「3小節め」-「4小節め」-「5小節め」-「6小節め」-「7小節め」-「8小節め」

     ここでの表記は、「  」が、「1小節」単位。    ・は、「2拍(半小節)」の区切り。 とします。
     要するに、「1音」に対して、「コード1つ」を付けたわけです。

    

     ということで、ちょっと、説明が細かく煩雑になってしまいましたが、「部分的」な「カデンツ」。また、
     「楽節全体」としての「カデンツ」の把握。 「コード」の「基本形」と「転回形」。 そして、なんといいまし
     ても最後は「音感」です。

     一見、「理論」的に、「バス」ラインから、「コード」に起こしたように解説しましたが、実は、そうではなく、
     「感覚」で直接、「コード」を付けています。

     そして、「コード」の「基本形」ではなく、「転回」の必要なところは、「バス」に合うように書換えています。
     ということで、説明では、なんだかんだ「小難しく」書いていますが、実際には「音感」でやってしまって
     いますので、「理論的・説明」は、正直のところ「後付け」です。

     ですので、自分でいろいろ音を探ってみてください。 「音感」が一番、「簡単」で「近道」です。
     ということで、「バス」を書き、「コード判定」(コード付け)をしましたので、あとは、「コード先・作曲」と同じ
     ように、「メロ(ソプラノ)」を書き足し、内声の「アルト。テノール」も書き足してください。
     今回は、ちょっと、難しかったかもしれませんが、「中級」程度の方は、やってみてください。


    ◆ 余談ですが、「7小節め」の「C/G・G7」は、ともに「D(ドミナント)」となっていますが、これは、「事実上」
     の「D」という意味です。 すなわち、「C/G」は、「C」ではなく、ここでは「G」に近い感覚として「解釈」し
     ています。 すなわち、「バス」のペダルポイント。 または、「ドミナント化」です。

     このように、細かく考えていきますと、ケースバイケースで「解釈」が変わるところがいろいろありますので
     注意しましょう。 要するに、同じ部分であっても、「解釈」が「2系統」生じます。


    ◆ 「解釈」について

     ・「解釈」という言葉が出てきたついでに、これについて説明しておきます。

     「音楽」では、この「解釈」という言葉が頻繁に出てきます。 「解釈」とは、「捉え方」ということですが、
     これは「視点」の「選択の違い」ということです。

     例えば、「テレビの画面」を見てください。 仮に、「人物」など映っているとしましょう。 
     しかし、「間近」で見るとどうでしょうか?

     「画面」と接するくらい、近くで見ると、「3色の点」の集合体が見えます。
     すなわち、「人物」には見えません。

     このように、「捉え方」には、大別して「2種類」の「ミクロ・マクロ」があります。
     要するに、「狭い範囲」(ミクロ)で捉える場合と、「広い範囲」(マクロ)で捉える場合とがあるわけです。

     この「捉え方」の「選択肢」は、「好み(感覚)」によって選択される場合が多いです。 なので
     「音楽」では、他人と「違う」場合が「結構」あります。

     「好み(感覚)」は、「個人差」がありますので、「解釈」にも「差」が生じますので、「コード付け」も違って
     きたりします。 ということで、「音楽」や「理論」を学習する際は、「柔軟」に対応してください。





   ■ F 「和声法」について。(中級)

     ・「和声法」です。 美しい「ハーモニー(和声)」を考えるための音楽理論です。 「クラス3」までの講座
     で十分、作曲が楽しめるような内容ではありましたが、興味のある方はどうぞ。

     「和声法」では、簡単にいいますと、「ハーモニー(和声)」という視点で、改めて見直すようなものです。
     「和声」とは、「和音」と「和音」を「横軸(水平)」の流れを意識して「連結」する方法です。

     「和音」は、単独では「縦軸(垂直)」的な存在であり、これを単純に連結しまいがちですが、これを
     「ソプラノ」。「アルト」。「テノール」。「バス」という、「4つの音域のパート(声部)」に分けて、さらに一体化
     (4声体)し、各声部の「横軸(水平)」の流れを意識して、連結していくものです。





   ■ 小話  「和声法」の例        (「ハ長調・C調」での話し)

    ◆ 「和声法」をご存じない方のために、例を一つあげてみました。

          「C-G7-C」 の「コード進行」の「一例」です。

     このように、「4声体」と呼ばれる、「4声」(ソプラノ。アルト。テノール。バス)を意識して、「和音(コード)」
     を連結し、美しいハーモニーを作るための学習をいたします。 ちなみに、

          「高音部・ト音記号」の「棒の向き」が、「上向き」=ソプラノ・S
                                 「下向き」=アルト・A

          「低音部・ヘ音記号」の「棒の向き」が、「上向き」=テノール・T
                                 「下向き」=バス・B

     です。 「クラス1〜3」までの方には、面倒な感じがするかと思います。
     ちなみに、今回の例は、「C-G7-C」ですが、同じ「C-G7-C」でも、いろいろあります。
     その中の一例です。 ですので、大変、多くのケースができますので混乱してきます。


    ◆ 結局、なにをやっているのか? といいますと、「4声」(ソプラノ。アルト。テノール。バス)を作っているの
     です。 すなわち、「オーケストラ(管弦楽)」の場合、「弦楽器」でいえば、(管楽器も同様)

          「第1バイオリン」=「ソプラノ」
          「第2バイオリン」=「アルト」
          「ビオラ」=「テノール」
          「チェロ」=「バス」

     を、演奏させようとする場合、こう編曲すれば、「美しいハーモニー」になりますよね・・・ということを
     いろいろ考えようというわけです。 その「理論段階」を、「和声法」というわけです。

     本来は、実際に「弦楽器」などを演奏してみるとわかるのですが、「演奏的」にもこのようにするのが
     自然です。 もちろん、音楽的にも、「横へ横へ」と「各パート」を「線的」にします。

     このように、「目的」がありませんと、学習の意味を失い、難しい学習がなおさらいやになり挫折して
     しまいますので、学習の「コツ」は、「なんのために、学習するのか?」という「意識」を持つことでしょう。


    ◆ ちょっと、初めての方には、わからいと思いますので、見方のポイントのみ解説しますと、上から順に

         「ソプラノ」の流れは、「ミ→ファ→ミ」
         「アルト」の流れは、「ド→シ→ド」
         「テノール」の流れは、「ソ→ソ→ソ」
         「バス」の流れは、「ド→ソ→ド」。 

     の「4声」を、「C-G7-C」 の「コード進行」において、「美しいハーモニー」になるよう配置したわけです。
     また、「上3声」とは「ソプラノ」「アルト」「テノール」。 「外声」とは「ソプラノ」と「バス」のことです。

 
      


     ・ちなみに、「和声法」は、あくまでも、「自分のレベルアップ」のために、「活かす。ヒント」にする。
     また、「自分自身」の未熟な部分を見つける。探す。気が付くための「道具」ですから難しく考えず
     「参考」になるものと、「前向き」に捉えましょう。





   ■ G 「対位法」について。(上級・入門)

    ◆ いよいよ、「対位法」と「フーガ」です。 
     ここまでを学習理解されてきたことは、大変なことだったと思います。 5年。10年・・・。さらにもっと・・・。
     「相当、長い年月」を費やされてきたかと思います。 たぶん、何度も挫折されかかった方も多いことで
     しょう。 ご苦労さまでした。

     「作曲」を学習していますと、気になるのが、「フーガ」でしょう。 言葉はよく耳にするのだけれど、難し
     そうなイメージがあります。 確かに、主な作曲技法でいえば、「フーガ」は大きな目標でしょう。

     しかし、せっかく、ここまで勉強してきたのに、「フーガ」は簡単ではなく、なかなか理解しがたいものでも
     あります。 だからといって、「フーガ」を諦めることも忍びなく、また、残念な思いにもかりたてられるもの
     でしょう。 ということで、なんとか「フーガ」のキモだけは掴みたいという思いではないでしょうか。
     そんなわけで、「対位法」と「フーガ」の入門についてです。


    ◆ さて、「対位法」は、「和声法」と似ています。どこが違うのか?といいますと、一つは「意識・視点」の
     違いです。 「和声法」でも「横軸(水平)」を意識するわけなんですが、やはり「コード(和音)」という
     「縦軸(垂直)」も強く意識しますよね。 

     それに対し、「対位法」では「コード(和音)」の「縦軸」は二の次とし、「横軸」に重点を置きます。
     要するに、「旋律」を重ねる。「多声」ということです。

     「和声法」では、基本的には「旋律」が一本ですが、「対位法」では「複数」存在します。
     ですので、「複数」の「旋律」を重ねていく技術を学習するものです。


    ◆ 次に、「フーガ」についてです。

     ・ここでは、「フーガ」を学習するわけですが、これは「対位法」の楽曲としては「難しい応用」的な楽曲
     ですので、実際には、その前に、「基礎的な楽曲」の学習が必要です。

     すなわち、「カノン」や「インベンション」などです。 講座では「カノン」や「インベンション」を理解されて
     いることを前提にしておりますが、蛇足ではありますが、「カノン」や「インベンション」の基礎も簡単に
     復習いたします。

     「フーガ」のキモは、「提示部」の「主題」を「属調」で受ける部分でしょう。 この点に重点を置き、
     フーガの入門的・基本的な学習をいたします。 多くの場合、概念的に漠然としては分かるのだが、
     どうも理解できない。つまずいているのではないでしょうか。

     また、「部分転調」は「属調」で受ける時点が「キーポイント」となりますので、「部分転調」の理解は
     「必須」となります。 よりまして「部分転調」の理解が不十分な場合は、「クラス3-3」の「転調の補完」
     講座もお勧めいたします。


    ◆ 「フーガ」のつまづきの大きな原因は、「部分転調」と「主題」を受ける部分が、同時期にあり混乱
     されているためです。 ですので、「部分転調」がまず、十分理解できていませんと、話しが「頓挫」して
     しまい、「主題」を受けるどころではなくなってしまいます。 そもそも、それがあるからこそ「フーガ」なの
     で、難しいわけです。

     また、「アナリーゼ(楽曲分析)」は、大変、面倒なことではありますが、できる限り丁寧にやってみましょう。
     アナリーゼの基本となる「還元作業」を行い、「カデンツ」と「調性」の分析。 「区分型(終止形)」や
     「移行型(ピボット)」の転調。 それにより、「部分転調」の正確な把握をし、転調元である「主調」から
     転調先である新調の「属調」に「部分転調」することを十分理解することがポイントです。

     その上で、「正応」。「変応」の「主題」の受けを、それぞれ学習いたします。
     「正応」。「変応」も、最初は混乱するところではあります。

     それから、「カノン」のように、「主題」の「完全模倣」で追走するのではなく、「インベンション」で学習した
     ように、「近似・類似的に模倣」するわけですから、柔軟に対応することが求められます。 「模倣」で
     ありながら、「微妙」に崩すところに味も出るわけなんですが、同時に、捻りどころなのでちょっと、最初は
     その加減なども戸惑います。

     また、「受け」のタイミングも、理解に苦しむところですよね。
     なぜ、そこから「受けるのか?」。 それは、「芸術」の世界であるので、「愚問」であり、「理屈」ではない
     わけなんですが、それでも、できる限り「理屈」を考えて、「ヒント」なりの手がかりをつかむことも有効
     でしょう。

     とにかく、「フーガ」の最も特徴である「主題」を「属調」で受け模倣追走することを理解することは、
     「最大の壁」ですからがんばりましょう。





   ■ 小話  「対位法」1

     ・では、「対位法」なんて聞いたこともない方がほとんどだと思いますので、簡単に触れておきましょう。
     「対位法」とは、簡単に平たくいいますと、「旋律」を「複数」重ねる技法です。

     要するに、「メロディー」です。 その「メロ」が、「2つ」あるのが「2声・対位法」ということです。
     ちなみに、「メロ」というと「2つ」あるので、混乱しますので、「主旋律」・「対旋律」。とか、
     「上声」・「下声」とか呼んで区別します。

     ただ、「対位法」の場合、どちらが「主旋律」なのか? といわれるとちょっと困ります。
     なので、とりあえず、ここでは「上側」を「主旋律」とします。

     それをシンプルな全音符で書いてみますと、こんな感じです。 わかりやすいように、「コード」を併記しま
     したので参考にしてください。


    ◆ 「対位法」の基本的な「作法」などです。

       ・「上声(主旋律)」と「下声(対旋律)」です。
       ・「垂直音程」は、「1(8)度」。「3度」。「5度」。「6度」。(協和音のため)で書く。
         (4度は、ここでは、使わない。[この時点では協和音として扱わないため])
         (「2度」。「7度」。増・減音程なども使わない)
       ・「曲頭(1小節め)」の音程は、「5度」や「8度」を使う。
       ・「曲尾(8小節め)」の音程は、「1度」や「8度」とする。
       ・「曲尾」の垂直音程は、「3(10)度→1度(ド)」または「6度→8度(ド)」。とする。
         (要するに、水平音程を「2度進行」(レ→ド。シ→ド)し、ドミナントの解決をするということ)
       ・主旋律。対旋律の各、「水平音程」は、「順次進行」を主とする。
       ・ときどき、「飛躍進行」してもよい。
       ・「同度進行」は、少しならよいが、できるだけ避ける。 ただし、「オクターブ進行」はよい。

    

     そういうことで、「全音符」で書きましたが・・・。 どうでしょうか?  なんとも、つまらないです。。。
     もちろん、「全音符」だけではなく、いろいろな音符を交えても書くわけですが、長くなりますので割愛し
     とにかく、こんなことを意識して書くと、ただただ、疲れるだけで楽しくありません。

     そんなわけで、もっと、気楽に書く「対位法」をやってみます。





   ■ 小話  「対位法」2  (2声・対位法)

     ・「対位法」とは、聴き慣れない言葉だと思いますが、ポップスでいえば、「オブリガード」などのことです。
     その他に、「カウンター・メロディー」というのもありますね。

     そういうわけで、別に、クラシックの話しをしているわけではなく、ポップス。すなわち、身近な「歌謡曲」の
     話しをしましょう。 ということです。

     そうしますと気楽に書けるのではありませんか?
     コードを参考に、「2声・対位法」を書いてみます。


    <解説>

     ・1小節め。 まず、「上声(主旋律)」でスタートします。
     ・2小節め。 「下声(対旋律)」は、1小節分遅れて、ここからスタートしました。(追奏)
     ・2小節め〜。 全・2分・4分・8分音符など、いろいろな音符の種類。シンコペーションの利用。
     ・その他、反行。リズムの対比など、留意しましょう。


    <まとめ>

     ・厳格な作法は、ここでは必要ありません。
     要は、「対位法」という、「(主)旋律と(対)旋律」を重ねることによる音楽を作ることの感覚(カン)がつか
     めればよいです。 また、コードがあるように、結果的には「和声法」と関係します。
     一般的に、普通の曲で、「対位法」と「和声法」を混在して書きます。
     ですので、気楽に練習し取り入れて作曲してみましょう。


    <参考>

     ・最初から最後まで、連続して書く必要はありません。
     「単旋律(上声)」があくまでもメインであり、必要に応じ「対旋律(下声)」を追加します。


      


     このように、「上声」を書いたら、「下声」も「メロディック(旋律的)」に書けばいいです。
     「コツ」としましては、「上声」と「下声」の関係を意識しながら書く。 また、「コード」と「下声」の関係を
     意識しながら書けばいいです。

     最初は、「2声・対位法」というと戸惑いますが、しばらく練習していると慣れてきます。
     「3声」も、「上声」・「中声」・「下声」の3本になるだけです。 もちろん、ちょっと、難しくはなりますが、
     それほどでもないです。

     「4声・対位法」となりますと、「4本めの声部」は、すき間を探しながら、「4本め」を埋めていくような感じ
     になってしまいますので苦慮します。 なので、あまり書きません。
     このように、「対位法」はあきらかに、「和声法」のような単なるハーモニーではないことがわかると思いま
     す。





   ■ 小話  「対位法」3  (3声・対位法)

     ・今度は「Am調」ですが、「3声・対位法」です。

     簡単に解説します。 「対位法」の基本は、「2声・対位法」で記した通りです。
     問題は、「3本(3声)」になっている。という点です。

     「2本(2声)」での、全・2分・4分・8分音符など、いろいろな音符の種類。シンコペーションの利用。
     その他、反行。リズムの対比などの留意はわりと簡単なんですが、「3声」になりますと、あっちもこっちも
     意識しなくてはならない状況になりますからやっかいです。 

     まるで、「四角マスの穴埋めゲーム」のような感覚です。 対位法・入門者にもわかりやすいように
     シンプルにしました。

     ですので、「こことあそこ」とではどうか。 また「あそことここ」ではどうか。と意識しながらやるので一曲
     練習するだけでも、手間。時間がかかりますが、ゆっくり学習しましょう。

     





   ■ あとがき

    ◆ ここでは、「作曲」の「初級(応用)〜中級」である、「2声・対位法」。「3声・対位法」と、
     「上級(入門)」である「4声・フーガ」をレッスンいたしました。 

     ・さて、「対位法」では、「2声・対位法」。「3声・対位法」を学習しました。 
     「対位法」で書く場合は、「定(主)旋律」に対して、「対旋律」を書くわけですが、その際慣れていますと
     この、「定(主)旋律」と「対旋律」の2つの関係だけで書けるわけですが、最初は戸惑いますので、
     「コード」を併記しておきましたので、「和声法」の「バス課題の実施」。「ソプラノ課題の実施」と同様な
     感覚で書くとよろしいでしょう。

     また、いきなり書きますと、「対旋律」との「対比・バランス」など、むずかしいですので、習作ということで
     課題では、最初にリズムや音符の種類の「雛形」を用意いたしましたので、まずは、ここから崩していく。
     応用していくようにしますと、簡単にきれいな実施が練習できたかと思います。

     あくまでも、「勘所」。「コツ」さえ掴めばよく、「クラシック」のみならず、「ポップス(歌謡曲・歌唱)」などに
     役立たせるつもりで取り組みますと楽しいです。 
     すなわち、重複しますが、「オブリガード」。「カウンター・メロディー」。「ベース・ランニング」など、身近な
     ところで活かすことがいいと思います。


    ◆ 次に、「フーガ」についてですが、「コツ」は掴めましたでしょうか。

     ・まず「フーガ」のアナリーゼをするために、「フーガ」の構成の全体像ですが、「フーガ」とは「フーガ形式」
     ともいわれますが、中身は、大変、多様で、具体的な「雛形」があるわけではありません。

     ですので、いろいろな曲を分析して、自分なりに「フーガ」を理解し作るしかないでしょう。
     そういうわけで、「フーガ」を理解し作曲を目的にするのは大変ですが、できるだけ理解できるような把握
     の仕方を考えてみました。


    ◆ 「フーガ」の構成は、「詳細」部分を最初から分析してしまうと、とてもじゃないですが、全体像を
     見失い、掴めなくなってしまいます。 ですので、「詳細」部分は、細かく分類したり追求しないほうが
     いいと思います。 さすれば「提示部」と「提示部・以外」の組み合わせと、大まかに捉えられます。

     「提示部・以外」とは、具体的には、「喜(嬉)遊部」を主体とした、「挿入・推移・経過句・導入句・
     自由奏・間奏(長め)・間句(短め)・小結尾」等のことです。

     このように、「詳細」に分析してしまうと、これだけで混乱してしまいます。
     「フーガ」を理解できない大きな原因の一つとして、この「提示部・以外」の混乱にあると思います。


    ◆ 「4声・フーガ」の「詳細な解説」ですが、簡単に説明してみたいと思います。 主に、「提示部」です。

     「主題の提示」と「応答」についてですが、まず、「調性」の関係。 すなわち、「属調」に転じる場面
     ですが実際の楽曲では、「揺れ」。「ぼかし」といった、「調性」の不明瞭な書き方も多いです。

     要するに、明確に区切りよく、「調性」を区分して書くのではなく、ふらふらさせる技巧です。
     しかしながら、それですと、大変、わかりづらくなりますので、今回は「揺れ・ぼかし」を一部にとどめ、
     できるだけ「明瞭・簡潔」に例題は書きました。ですので、「超・シンプル」に書いてあります。

     それから、「フーガ」ですので、本来、「コード」はありませんが、音感的に理解・学習しやすいように、
     あえて、参考までに「コード」を付けてみました。


    ◆ 「ドゥックス」に対する「第2(4)声・属調・模倣応答・コメス」の「調性・受け方(音)」について

     「応答」時の「受け音(応答の入り)」についてですが、「真正・応答(正応)」と「変格・応答(変応)」
     の2つのケースがありました。 「ドゥックス」と「コメス」との関係です。

       (1)。「開始(入り)音」が「主音」の場合は、「受け音」は「属音」
       (2)。「開始(入り)音」が「属音」の場合は、「受け音」は「主音」


     ・この辺のところを説明すると、話しがやっかいです。 簡単にいうと、「決まり」はないので、「柔軟」に
     対応する。ということです。

     「コメス」を「属調」で奏しますが、これは「四角張って」、ここからは「属調」にしなさい。と転調の「明確
     な区分」はありません。

       a・「明確な区分」をもって、「急速」に属調に転調する。
       b・「しばらく」主調を保ちながら、「徐々に、ゆっくり」、属調に転調する。
       c・「少し前(導入部など)」で、「早めに転調」してしまう。(早や出し)

     「ピボット転調」であれば、当然、そのようなことができるわけです。また、「音楽」だけに限りませんが、
     「白」と「黒」の間には、「灰色」がありますが、 だから、「白」と「灰色」と「黒」の「3色」しかないか? 
     というと、違います。

     「灰色」には、「白に近い灰色」。「黒に近い灰色」もあり、「グラデーション(漸次・連続的)」に変化
     存在するわけですので、「多様な灰色」。「無数の灰色」があります。 同じように、「フーガ」といっても、
     「コメス」は「属調」だといっても、「多様」なのです。 ですので、「柔軟」に対応してください。

     要するに、「色合い」の好みの問題だけです。 「主調」という「色」。「属調」という「色」がありますが、
     「中間色」や「グラデーション色」もあるので、「3色」もあれば「12色」もある絵の具のようなものです。


    ◆ 「ドゥックス」に対し「コメス」で「属調に転調」する。ということは、「大枠」であり、「細部」は「多様」と
     いうことです。 ですので、「abc」の選択は、自由ですので、本人の選択で結構です。 でないと、
     「主調」を持ったまま「コメス」に入ると、「音感」的に掴みづらいです。

     その他、「フーガ」では、いろいろ戸惑うところがありましたが、「フーガ」の「勘所」。「キモ」は掴めましたで
     しょうか。




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