オルゴール用・作曲・編曲・音楽理論 T-3
20弁(20N)用

【目次】

講座

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内容
  第1回 T-1 mb-11  「基礎知識」(制約・前提)/[移調] 
  第2回 T-2 mb-12  「音楽理論」 
  第3回 T-3 mb-13  「作曲・編曲」。(または、「既存曲」「編曲」のみ) 
  第4回 T-4 mb-14  「その他」@。「コード判定」(読みとり方)
  第5回 T-5 mb-15  「その他」A。(移調できる場合がある曲)。[F調・G調]
  第6回 T-6 mb-16  「その他」B。(合奏・アンサンブル)
初めての方は、最低限、だけは見てください。

講座

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内容
  第7回 T-7 17_304  「アンサンブル」(2重奏)・例

初めての作曲編曲
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内容
  - T-A mb-A  ワンレッスン(1ページ・1回)・オルゴール/オルガニート・作曲編曲講座





T-3
20弁(20N)用・基礎
「作曲・編曲」









。 テーマ      (指示なきは「C調」)

  

1。 「作曲・編曲」

20弁(20N)用のオルゴールの場合です。

「作曲・編曲」についてです。







。 「作曲・編曲」     

2-1。 「作曲」 (原曲) / または[既存曲]

実際に、「作曲・編曲」をやってみたいと思います。

ちなみに、この講座では、クラシックに準じ、

  「作曲(原曲)」とは、「作曲・編曲」を含む「原曲」を指します。
  「編曲」とは、「原曲」を修正したものです。

「作曲」の代わりに、「既存曲」用意して「編曲」する。




「原曲」です。

オルゴールとは関係なく、普通に「作曲」しました。 または、「既存曲」




(次の曲と同じです)







2-2。 「編曲(1)」 (チェック・ポイント)

■ 編曲の「チェックポイント」を確認します。
先に、「前提条件・制約」がありましたので、この点をチェックしてみます。


20弁(20N)用のオルゴールの場合です。
構造上、「演奏」が制約(前提条件)されます。 その内容です。

  @。「C調(ハ長調)」。(#・♭は不可)
  A。「音域」。(低いド〜中央のド〜高いド〜)
  B。「連続した同音」の対応。(8分音符以下)



■ @に関しては、「C調」で書きましたので、「移調」の必要はありません。 また
「#・♭」もありませんのでこのままでよいです。

余談ですが、「C調」の曲に、「#・♭」がないとは限りません。
「#・♭」がある場合もあります。 
例えば、「ラ-ソ#-ラ」など、「谷型」の旋律部分は、「#」にする場合もあります。




♪14.1


■ A。「音域」(低いド〜中央のド〜高いド〜) についてです。

「※5」。「※6」。「※7」。「※8」は、「低いド」外の音ですので、「不可・×」「修正」する必要があります。



■ B。「連続した同音」の対応。(8分音符以下)についてです。

「※2」。「※4」が、「連続した同音の部分ですので「不可・×」「修正」が必要です。
「△」の音は、「不可・×」の前の音ですが、この音も影響を受けるので、「長さ」などを修正します。

「※1」。「※3」は、「短い音」ですが、「同音」ではないのでOKです。





2-3。 「編曲(2)」 (修正)

「修正」してみます。

■ A。「音域」(低いド〜中央のド〜高いド〜) についてです。
「※5」。「※6」。「※7」。「※8」は、「低いド」外の音ですので、「不可・×」「修正」する必要がありました。

「※5」。「※6」は、原曲では、「ソ」でしたが、変更案として、まず、「オクターブ高く移動」させる方法があります。 しかし、そうすると、伴奏部が、「ソソ・・・」となるので、この曲には合いそうもありません。

そこで、「他の音」に変更するには、「G7(ソシレファ)」構成音のどれかにするのが無難です。 そうしますと、あとは、「シレファ」ですが、「ジグザグ」の「音型」を保持したほうがいいかと思いますので、「レ」を選択してみました。 結果、「転回」となりますので、「G7/D」としました。
 (余談。コード表記は、「転回形」にするのは任意。 「基本形」のままの表記でも結構です)

もちろん、「選択」は、最終的には、「本人の好み」ですので、自分の好みで決めてください。


「※7」は、「オクターブ高く移動」させました。

「※8」は、「転回」し、「G7/D」としました。




♪15.1


■ B。「連続した同音」の対応 についてです。

「※2」。「※4」が、「連続した同音」の部分ですので「不可・×」「修正」が必要でした。
ですので、この音は、今回は「省略」し、その前の「△」の音は、「4分音符」の「長さ」に調整しました。

また、音楽的にはケースバイケースですが、「省略」ではなく「変更(別の音)」する方法も考えられます。





2-4。 「編曲(3)」 (リズム。終止感。強弱。追加)

■ せっかくですので、もう少し、アレンジしてみましょう。

以前の伴奏は、「4分音符」系・中心の「アルペジオ(分散和音)」でしたので、「8分音符」系の伴奏にしてみました。

ちなみに、曲の「終わり」付近では、「例外」になる場合が多いです。
それは、「終止感」をだすためです。 (そろそろ、曲が終わりますよ〜という意味)

ということで、「7小節め」は、「4分音符」系で、「同時和音」としました。
こうしますと、「ブレーキ」がかかった感じで減速感が生じ、「終止感」がでます。

また、「和音」の「構成音数」も、「多く」する傾向(追加・足す)にするとよいです。
なので、「7小節め」は、「3つの構成音」と多くし、また、「8小節め」は、「4つ」としました。
もちろん、「好み」で判断・決定してくたさい。

上記の「同時・発音数」の違いですが、これは、音の「強・弱」にも関係します。
オルゴールは、「強・弱」ができませんので、必要な場合は、「同時・発音数」の違いで調整してください。




♪16.1






まとめ

「編曲」の際の「ポイント」まとめてみますと、

制約(前提条件)

  @。「C調(ハ長調)」。(#・♭は不可)
  A。「音域」。(低いド〜中央のド〜高いド〜)
  B。「連続した同音」の対応。(8分音符以下は不可)

@において、例外として、「C調」「F調」「G調」「移調」可能な場合がある。(33弁は別途)
A。Bにおいて、「不可」の部分があれば、「修正(調整)」する。(省略代理・変更追加)




「編曲(アレンジ)」について。

「編曲(アレンジ)」には、「理論」がつきものですが、主なものを比べるとしたら
「ポピュラー(ジャズ)系」「クラシック系」でしょう。

なにが違うかというと、「使う音(コードを含む)」が違う。 また、
クラシック系は、「横軸(横の流れ・繋がり)」を強く意識する傾向があります。

そのため、「アルペジオ」一つとっても、「ポピュラー系」「クラシック系」とでは、違ってきます。
では、どちらが「いい」のか? とつい「思ってしまいがち」です。

結論は、「どちらでもいい」。 なぜなら、最終的には、「好み」ですし、まして、「オリジナル曲」ならば、なおさら、自分の選択で構わないわけですから、気にする必要はありません。

ということで、「編曲(アレンジ)」する場合、変にどちらか一方拘らないほうがいいかと思います。
「ポピュラー系」「クラシック系」両方、学習することをおすすめします






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